Excel 時間計算を簡単にするTime関数

時間計算タイトル Excel・Word・PowerPoint
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今日はお客様とZoomセッションでした。
その中で出たお客様のご要望にお答えして、
Excel 資料を作成。

 

内容はイベントの進行に応じて、
時間を計算したいとのこと。

 

イベントの開始時間と、
それぞれのプログラム(演目)に
必要な時間を入力すると、
経過時間から終了時間まで
計算してくれるというものです。

 

各演目の時間が
流動的な場合や未定の場合、
手書きだと変更するたびに
それ以降の経過時間を
全て修正しないといけなくなります。

 

Excel の計算式を使えば、
すぐに再計算してくれるから便利ですね。

 

 

 

お話をお聞きしながら作ったのは
こんな表です。

披露宴進行表1

 

時間計算するときは、
1時間なら「1:00」とか
15分なら「0:15」と入力します。

 

なぜなら
例えば普通に「1」と入力した場合、
Excel としては
1日なのか
1時間なのか
1分なのか
単位がわからないからです。

 

なので、時間計算するときは
シリアル値」という、
普通の数字とは違う値に
変換する必要があります。

 

シリアル値として
Excel に認めさせるためには
「0:15」みたいな時刻形式で入力するか
Time関数を使ってシリアル値に変換します。

 

入力はなるべく
簡単にしたほうがいいので、
今回はTime関数を使用しました。

 

 

 

Time関数の作りは簡単で、
引数には 時, 分, 秒  を入れていきます。

Time関数(時, 分, 秒)

Time関数

 

今回1時間を超える演目はないため、
「時」は0固定
「分」はセルに入力するのでセル番地
秒まで管理しないなら0固定でもいいんですが
今回は秒も指定したいということでしたので
秒もセル番地を設定します。

 

1行目に開始時間を設定し(赤い文字)、
1つ上のセルと足し算することで
経過時間がわかり、
一番下を見れば終了時間が分かる仕組みです。

 

例として結婚披露宴で作成しましたが、
発表会の時間割にも使えますし、
セミナーや研修の時間配分などでも使えますね。

 

 

 

いかがでしょうか。

時間計算するには、
数値をシリアル値に変換します。

 

シリアル値にするには
「1:00」のように時刻形式で入力するか
Time関数を使って変換します。

 

カッコの中の引数は3つ
時・分・秒」です。

 

数字をそのまま入力してもいいですし、
セル番地を指定することもできます。

 

セル番地を指定した場合は、
そのセルの数字を変更するだけで
時間を再計算してくれるので便利ですね。

 

参考になれば嬉しいです。

 

こちらの記事でも
Excel で覚えておくと便利な機能を
ご紹介しています。

よければ一緒にご覧ください。

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