「よかれ」と思ったことがあだにならないために

ビジネス

 

こんにちは。佐藤まきです。
「仕事も気持ちも楽にする」
そんな情報を発信しています。

1人でビジネスをしていると、
良かれと思ったことをどんどん試せるのが
ワクワクして楽しいですよね。

でもチームで一丸となって何かする時は、
その気持ちを少し横に置いた方が
いいこともあります。

今回は良かれと思ったことが
あだにならないために
気をつけたいことについて
書いてみたいと思います。

よろしければお付き合いください。

 

チームにはいろいろな考えの人がいる

十人十色千差万別という言葉があるように
同じ考えの人は一人もいません。

面白そうと思ったら
そのままガーッと行ってしまう人、

石橋を叩いて渡るぐらい
いろいろリスクを考える人、

計画を綿密に立てないと気が済まない人、

ある程度ゆるいほうが
やりやすい人

と本当に様々です。

一人でやっている分には
自分が「これがいい!」と思ったものを
どんどんやっていけばいいのですが、

ことチームで一つのイベントをやる場合は
自分とは違う考えの人がいる
ということを念頭に置いていないと、
周りに迷惑をかけることに
なってしまうこともあるので注意が必要です。
個性

 

「よかれ」と思ったことがあだになる

例えば以前私も関わっていた
セミナーコンテストの進行は、
プロジェクターに映す画面を切り替える
PC担当司会を分業でやってます。

別の地区のPC担当の方が

司会は台本通りに言ってくれないと、
PC担当は画面の切り替えるタイミングが
わからないから困る。
余計なことは言わないでほしい

というようなことをおっしゃっていたそうで、
確かにそうだなと思いました。

司会の方はその場を盛り上げようと
頑張ってしゃべっているかもしれませんが、
予想外のことをされるとPC担当はついていけず
画面が切り替わらなかったときに

あ、PC担当がミスしたんだな
と観客から思われます。

幸いにも私はそんな経験がありませんでしたが、
実際そのような事態になって
心を痛めたPC担当もいらっしゃいます。
うずくまり

 

自分はチームの一部である

この司会のかたも
「よかれ」と思っての行動ですが、
結局は自分の影響範囲をちゃんと理解していれば
こんなことにはならなかったのではないでしょうか。

司会の言葉に合わせて画面が切り替わる、
だからそのタイミングの言葉を変えてはいけない

自分の言葉が
PC担当に与える影響力を想像できれば、
急なアドリブを入れることも
なかったかと思います。

別にアドリブを入れちゃだめだと
言っているわけではありません。

台本通りの単調な言葉よりも、
その場の雰囲気に合った言葉のほうが
盛り上がるでしょう。

だったら、

ここは画面が切り替わらないところなので、
アドリブを入れるかもしれないのでよろしくね。
でもここは切り替えのタイミングだから、
ちゃんと台本通りに言うからね
と確認しておけばいい話です。

一人でビジネスをやっていると、
ついつい自分の思いが先行しがちです。

でも誰かとのコラボやチームでイベントをするときは
チームとして最高のものを提供すること
に徹することが必要ですね。

自分はチームの中の一部

自分の行動がほかのメンバーの
段取りを狂わせることがある

そんな想像力を忘れずにいたいものです。
ステージ

 

まとめ

いかがでしょうか?

セミナーコンテストというイベントを
チームで盛り上げた時を思い出して書いてみました。

チームでやっている以上、

メンバーにいろんな人がいること、
自分の行動がほかのメンバーに影響を与えること

を忘れずにいたいものです。

今回は自戒の意味も込めて書いてみました。

あなたのビジネスの
ヒントになれば幸いです。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。