あなたの勤め先では、
朝礼をやってますか?
私が以前勤めていた会社では
毎週月曜日に朝礼があり、
そのとき持ち回りで
3分間スピーチというのを
行っていました。
会社以外でも、
結婚式のお祝いスピーチや
お葬式の弔辞、
ちょっとした人前での挨拶など、
スピーチ力は何かと役立ちます。
今日の「世界一受けたい授業」では、
恥をかかないスピーチ力と題して
明治大学教授のの齋藤 孝先生が
授業してくれました。
この番組を
スピーチとかプレゼンなどが得意な
主人と一緒に見ていました。
でもやるしかないと腹を括るだけ
とはいえ、不得手な人は
そう簡単に腹を括れないから
困っているわけで・・・。
私もなかなか腹を括れない中の一人です。
そんな私がやっていたことは、
まずはシナリオの文字起こし。
一旦話す内容全てを文字に起こして
見える化します。
シナリオにすることは
賛否両論あると思いますが、
文字にすることで
接続詞や文章の誤りに
気付きやすくなります。
それを修正することで
シナリオが完成したら、
次は徹底的に練習します。
このときシナリオがあれば、
ど忘れしたり話が飛んだり、
別の話にすり替わることもありません。
シナリオのおかげで
毎回同じ言葉で練習できるので、
反復練習ができるわけです。
なんども反復して練習していくと、
どこかのタイミングで
「ここまでやって間違えたら仕方がない」
と思える時がやってきます。
ある意味「開き直り」とも言えますが、
これがいわゆる「腹を括った」状態。
腹を括って開き直れば
無駄な緊張も取れていきます。
「間違えても仕方ない」と開き直っているので
万が一想定外のことが起きても、
それほどテンパることもありません。
シナリオ化すると
いいことがもう一つあって、
文字に起こすと文字数がわかるので
喋る時間の目処がつけやすくなります。
目安としては1分300文字。
喋るスピードで多少前後しますが、
自分の持ち時間(分数)× 300文字
を目安にシナリオを作ればOKです。
Wordだったら、
校閲 → 文字カウントをクリックすると
文字数が確認できます。
簡易的に、画面の下の方にも
表示されています。
私もそうですが、スピーチが苦手な人は
話している時の時間感覚が十分でなかったり
そもそもどのぐらい喋ればいいのかの
目安がわからないという方が多いと思います。
文字数から長さを想定できることを
知っているだけでも
気が楽になるのではないでしょうか。
「スピーチ力」というテーマでしたが、
文章を書くことにも通じることもあり
改めて話すにしても書くにしても
「伝える」ためのノウハウは同じだなと感じました。
気になって調べてみたら、
齋藤先生の著書に
「恥を書かないスピーチ力」
があったので、
今日の番組はこれを元に作ったようです。
番組内では紹介されてなかった
「小ネタの集め方」や
「コメントを求められた時の対処法」など
気になることも書かれているようです。
また機会があれば読んでみたいなと思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。