こんなときどうする?無理を言われた時の思考法

ビジネス

こんにちは。佐藤まきです。

「自分らしさをビジネスにつなげる」をテーマに
ブログの書き方WEB発信の仕組み作りなどの
お仕事をしています。

以前、クライアントさんからこんな質問をされました。

お客様からいろいろ言われて、ちょっと困っているんです・・・

詳しいことは書けませんが、
仕様外のことまで要求されて
困ってらっしゃったんですね。

そういえば、私も会社で働いてた頃に
無理と思われる要求をもらって、
頭を抱えたことを思い出しました。

そこで今回は
こんなときどうする?無理を言われた時の思考法
について書いてみたいと思います。

よろしければお付き合いください。

どう頑張っても終わりそうにない作業

その頃は私は
ある通信会社の企画課で
データを取りまとめて
Excelで資料を作成する仕事を
していました。

毎日の新規・機種変更・解約の
数字を取りまとめて
朝礼の時間までに
数字を確定させるのですが、
件数が多いのでかなり大変です。

しかも休日明け、
特に3連休の後だと
4日分をまとめないといけないのですが、
そうなると件数が軽く
8万件を超えちゃうんですね。

当時のExcelはまだ
最大行数が65536行でしたから、
1回の作業ではできないことになります。

正直これはExcelの仕様ですから、
私でどうにかなるわけではありません。

件数が少なければ
1回の作業で済むところを
2回に分けて作業しないといけないので
倍の時間がかかります。

でも私に与えられた時間が
増えるわけではありません。

正直、無理難題を
突きつけられたような状態です。

佐藤まき
うーん、どうしよう・・・

できるところからやってみた

そこで私が選んだのが「作業の自動化」です。
いわゆる「マクロ」と呼ばれる機能ですね。

Excelには、プログラムを知らなくても
このマクロを作れる機能があるので、
以前からそれを使っていました。

でも、これだと
やっぱり限界があるんです。

複雑なことをさせようと思ったら、
プログラミングが必要なんですね。

会社から「そこまでやってくれ」と
頼まれたわけではないのですが、
私は独学でプログラムを勉強しました。

もちろん周りには
プログラムのことがわかる人はいません。

わからないことを一つ一つ
ネットで調べて、
実際のデータでテストして、
うまくいかなかったときには
その原因を探して、直して、
またテストして・・・。

それなりに時間と労力はかかりましたが
苦労の甲斐あって、件数が多くても
時間内に終わらせることが
できるようになりました。

プロフ

乗り越えたことで得られたもの

当時の私は
件数が多い時は朝礼に
間に合わせるのは無理です
とお断りすることもできる立場にいました。

正直、通常の業務もやりながら
新しいことを覚えるというのは大変ですし、
会社としてもそこまでは
望んでなかったかもしれません。

でも、作業を自動化することで
所属していた企画課だけでなく
営業部全体で喜んでくれました

私が休んでも他の誰かに仕事を
お願いできるようにもなりましたし、
私自身プログラマに転職し
もっと高い報酬を得ることが
できるようになったんです。

結局がんばったことって
無駄にはならないんですね。

いいね

壁が現れたら世界を変えるチャンス

会社員と起業家の立場では
状況が違うところもありますが、
こういった壁って
いくつも出てくると思うんですね。

実際私も起業してから
たくさんの壁にぶち当たってきました。

「ここまでですよ」
と言っていたはずなのに
なぜかそれ以上のものを要求されたり、
理不尽なことを言われたこともあります。

だけどそれって、
自分を見つめ直したり
成長させるチャンスでもあるんですね。

正直、逃げたいし、投げ出したい。

そんな気持ちもありました。

でも、振り返ってみると、
ほとんどの壁は乗り越えてきたし、
乗り越えた先には
できないと思っていた世界」から
できるようになった世界
が待っているんですよね。

もしもあなたが、
無理難題を押し付けられたり
理不尽なことを言われた時、
NOを言えることが最善だとは思いますが、

どうしようもなくなった時には
これは世界を変えるチャンスだ
ぐらいに思って楽しんでしまうというのも
一つの手ではないでしょうか。

相談してきたクライアントさんに
こんな話をしたら

そうですね。
このお客様のためにというよりも、今後出会うお客様のために策を考えてみたいと思います

とおっしゃってくれました。

私はブログの講座をやってますが、
書き方よりもこういうお話をする時間を
大事にしています。

こういうやり取りが、
実はブログを書くことにも
影響してくるんですよね。

目の前のことだけでなく、
その先のお客様のことを
考える視点を持っていただけたことを、
とても嬉しく思います。

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まとめ

いかがでしょうか。

今回は
こんなときどうする?無理を言われた時の思考法
について書いてみました。

正直、生きていれば
壁にぶち当たります。

できれば順風満帆に生きていたいけれど、
それだと気づきも成長もなくて、
人生を振り返った時に
きっと面白くないんですよね。

「今」「目の前」じゃなくて、
その先を見る
勇気が湧いてくるような気がします。

ちょっとしんどいな・・・
と思った時にこの話を
思い出してもらえたら嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

P.S.
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楽しみにしてくれる人がいるって
ありがたいなと思ってます。

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