仕事でExcel を使う人が、
一番多く入力する文字はなんでしょうか?
ご自身のお名前?
会社名?
いろいろ考えられますが、
会社員時代、私が一番よく入力していたのは
”今日の日付”でした。
自分の氏名や会社名なら
”単語登録”しておけば楽に入力できます。
でも”今日の日付”は毎日変わるのでやっかいですね。
今日は、この
”今日の日付”を楽に入力する2つの方法
について書いてみたいと思います。
どうぞお付き合いください。
今日の日付を【計算】するなら”Today関数”
インターネットで
”Excel 本日日付”
で検索すると、上位に ”Today関数” が出てきます。
これは、パソコン内部の時計から
Excel を起動しているその日の日付を
計算する関数です。
Excel のセルの中に
=Today()
と入力すると、今日の日付が表示されます。
ただ、これのやっかいなところは
Excel を開いている、その日の日付が表示されること。
今日が2018年5月25日なら「2018年5月25日」と表示されますが
明日同じファイルを開くと、
同じセルなのに「2018年5月26日」と
前日とは違う日付が表示されます。
つまりExcel のファイルを開く日によって
表示される日付が違うということです。
なので、私はToday関数をほとんど使ったことがありません。
私が入力したいのは、入力したその日の日付であり
今日も明日も明後日も、いつ見ても同じ日を表示して欲しいからです。
今日の日付を【入力】するならショートカット で入力する
”今日の日付”を計算ではなく、入力したいときは
Ctrl + ; (セミコロン)
で入力できます。
これで入力すると、数字や文字を使って入力したのと同じですので
いつExcel ファイルを開いても、入力した日付が変わることはありません。
私は会社員時代に
資料の作成日付
スケジュールの進捗管理
などに、よく”今日の日付”を入力していました。
テンキーのないノートパソコンを使用していたため
”知ってて良かったショートカット ”の一つです。
ショートカット はいくつか使ってましたが、
コピー(Ctrl + C)
カット(Ctrl +X)
ペースト(Ctrl +V)
の次に、日付入力のショートカット をよく使っていました。
このショートカットを覚えると、
今日が何日かを確認する必要がないため
すごく楽なのでオススメです。
もし”今日の日付”を入力する機会があったら
ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
今日はExcel で”今日の日付”を入力する2つの方法をご紹介しました。
1つめは”今日の日付”を計算で出力するToday関数です。
こちらはExcel を起動している日によって、日付が変わります。
2つめは数字と文字を入力するのと同じように入力する方法です。
これはショートカット で「Ctrl +;(セミコロン)」で入力できます。
ネットでExcel の”本日日付”の入力方法を検索すると
Today関数が上位に出てきますが、
実はショートカット の方が使い勝手が良かったりします。
目的に合わせて使い分けてくださいね。
余談ですが、
「Ctrl +:(コロン)」で現在時刻が入力できます。
ぜひ覚えて使ってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
P.S.
こちらの記事では
Excel で数字のみを選択する便利な機能について書いています。
よろしければ合わせてお読みください。