GW空けて
令和最初のお仕事週間が終わりました。
長い休みの後のお仕事、
「きついなぁ」と思った方も
多いのではないでしょうか?
私はプログラミングの他に、
ニュースレターの原稿を書いたり
他の方の原稿をチェックしたり
という1週間でした。
プログラミングも奥が深いですが
文章はそれ以上に表現方法が無限で、
難しいながらも面白さを感じています。
私が原稿チェックを
させていただいているライターさんは、
基本的に文章が長めの方が多いです。
ブログなら文字数関係なく
好きに書いていただけるのですが、
紙ものはどうしても
ある程度の文字数に抑える必要があります。
自分の書いたものだと
わかりにくいですが、
人の文章の改善点は
不思議とよく見えるもの。
「ない方がわかりやすい」
という部分を見つけて、
原稿の文章をバッサバッサと
切り落としてました。
文章には
「伝えたいこと」があるはずで、
それは短い言葉で表すことができるはずです。
しかし書いているうちに、
ついつい説明が長くなってしまいがち。
と、伝えたい想いが強すぎて
本質以外の部分が冗長になってしまいます。
無駄に長いと
何が言いたいのかわからなくなるため、
ちょっと蛇行している道を
直線にするようなイメージで
文章を直しています。
「シンプルイズベスト」
という言葉があるように、
最終的にはシンプルな文章が
一番読みやすいし伝わりやすい。
じゃあ最初から
シンプルな文章が書けるかというと、
よっぽど文章が上手い人じゃないと
これがなかなか難しいです。
私なりのシンプルな文章の書き方は、
まずは長くても回りくどくてもいいから、
「伝えたい」ことを余すところなく
書き出してみる。
書いたものを読み返しながら、
一番伝えたいことのために
余計なものを省いていく。
この足し算の後の大胆な引き算で、
シンプルかつわかりやすい文章が
できると思ってます。
久しぶりに
中田敦彦さんの本を読み返したら、
同じようなことが書いてありました。
上手い文章というのは、
「伝えたい」という熱い想いと
テクニックが必要です。
そのことについて
いくらでも語れるという足し算と、
そこから余計なものを省いて
読みやすくする引き算。
算数でいうと
「5−4=1」
ですが、文章の場合は
差し引いた4がなくなるのではなく
行間にその想いが残っているように感じます。
その行間の密度が、
伝わる文章の基準の一つに
なっていると思ってます。
あなたの文章作りの
ヒントになれば幸いです。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。