今日お昼ごろ、
高知にいたとき勤めていた
会社の先輩からLINEが届きました。
祭りと言っても
よさこい祭りや祇園祭ではありません。
この先輩と私の共通の祭りといえば
水曜どうでしょう祭です。
今でこそ池井戸潤さん原作の
「ノーサイド・ゲーム」で
主役を張る大泉洋さんですが、
全国区になる前は
「水曜どうでしょう」という
北海道のローカル番組で
出演者最年少としていじられまくってました。
レギュラー放送が終了して
かなりの年数が経ちますが、
いまだに「水曜どうでしょう」の根強いファンは多く、
今年北海道で「祭り」が開催されるそうです。
6年前は私も参加して
そこで先輩とも久しぶりに再会したのですが、
今回は完全に出遅れたので
ホームページを眺めるだけにします。。。
水曜どうでしょう(以下どうでしょう)は
当時北海道では絶大な人気を誇っていましたが、
番組内での視聴者との触れ合いは
私が覚えている限り3回しかありません。
そのうちの1回が
「212市町村カントリーサインの旅」という
企画だったのですが、
放送後に発売されたDVDの副音声の中で
ディレクターが話してたのを覚えています。
ローカル番組だと、
コアなファンを増やして・・・
そういう手法はあまりなくて、
入り待ち・出待ちのようなファンが
画面に映り込むことはほとんどなかったかと思います。
つまり
客(視聴者)に媚びずに
自分たちのスタイルを貫き通した
と言えますね。
ファンに媚びるよりも、
ファンが見たいであろう企画を作り続けた
努力の賜物と言えるのかなと思ってます。
この判断は正しくて、
どうでしょうは今でも多くの方に
愛される作品となっています。
よく理想として
「頭を下げない商売」
と言われますが、
この番組も当てはまる部分が
あるのではないでしょうか。
ひとり起業家さんや
習い事の教室の先生などは、
ついついお客様の要望に合わせて
いろんなサービスを取り込みがちです。
それが自分のやり方に
あったものならいいのですが、
自分のやりたくないサービスまで
請け負ってしまうとあとあと大変です。
土日対応
子連れOK
やりたくないことを一度でもやってしまうと
あとあと撤回できなくなりますから
お客様のご要望とはいえ
採用する場合は慎重になった方が良さそうです。
お客様に提供するサービスと
要望は別物です。
私も以前は
かなりしんどい思いをしてました。
今にして思うと、
いくらこちらが我慢して
一生懸命にやったところで、
お客様のためにやることは
お客様に媚びるのではなく、
それよりも大きなものを提供できるよう
技術を磨いたり
お客様の欲しいものをリサーチしたり
サービスの価値を感じてもらえることに
力を注いだ方がいいのではないでしょうか?
あなたのビジネスのヒントになれば幸いです。
最後までおよみいただき、
ありがとうございました。