「Give&Give」という言葉のモヤモヤを解消する

徳積みタイトル ビジネス

 

こんにちは。佐藤まきです。
「仕事も気持ちも楽にする」
そんな情報を発信しています。

最近はそれほどでもなくなりましたが、
少し前まではよく
Give & Give」という言葉を
目にしたり耳にすることが
多かったように思います。

ビジネスをする上で
「Give & Giveの精神」というのが大切だ
頭ではわかっているものの、
以前はなんとなくモヤモヤが残っていたんですよね。

だけど最近しっくりくるようになりました。

今回はそんなモヤモヤがスッキリに変わるまでを
書いてみたいと思います。

よろしければお付き合いください。

 

Give & Giveって自己犠牲の精神だよね?

「Give & Give」って一時期よく聞いた言葉です。

Give & Take で見返りを求めるのではなく、とにかくお客様のために尽くしていれば、返報性の法則が働いてビジネスが回り出しますよ。

そんな感じでよく使われていたように思います。

話を聞いた時は

そうだよね。まずは与えるが先だよね。
と思ったし、
本当に寝る時間も削って
頑張った時もありました。

お金にならない頼まれごとも
「まずはGiveだ」と
自分に言い聞かせてやっていました。

今思うと「自分に言い聞かせて」いた時点で
Give & Give = 自己犠牲という図式が
出来上がっていたように思います。

もちろん、自分のお客様に対して
自己犠牲の精神でGiveすることに対しては
お金をいただく以上当たり前のこと。

そこに関して疑問もないですし
使命感を持ってやらせていただいてます。

私がいちばんモヤモヤするのは
頼まれごとをされた時です。

お願いされて、気持ちよく
「いいですよ」と言える時はいいんですが、
相手から「Giveしてくれて当たり前」
という感じを受け取ってしまうと

自分を犠牲にしてまでGive & Give しなきゃいけないのか?
と考えてしまいます。

 

与えているんじゃなくて「徳を積んでいる」と考える

そんなことを考えていたので、
モヤモヤするお願い事は
できるだけお断りするようにしていました。

この頃は自己犠牲というか
自分が利用されている感」が強かったように思います。

その頃、ビジネスの先生が
こんなことをおっしゃいました。

ビジネスは徳積み→換金の順序だからね
佐藤まき
ん?徳積みってなんですか?
徳積みっていうのは、その人のために役立つこととか、喜ぶこととか、良かれと思うことをこちらが行うこと
佐藤まき
(徳積みってGiveってことかなぁ~)
徳積みの行為は「誰か」に対して行うものだけど、その人から換金されるとは限らない。
別の人から換金されることもあるから、その「誰か」から断られたとしても落ち込む必要はないからね
佐藤まき
(なるほど、与えているんじゃなくて徳の貯金をしていると考えたらいいんだ)
わかりました。ありがとうございます。

 

Give = 与える = 自己犠牲」という
図式が出来上がってましたが、
この先生の話を聞いて
誰かのための行動 = 徳積み = 徳の貯金
に変わり、誰かのために行動することに
モヤモヤ感がなくなりました。

 

自己犠牲じゃなくて滅私奉公

私が一番引っかかっていたのは
自己犠牲」という部分でした。

自分の時間やお金を削ってまで
人のために行動するというのはどうなんだろう?

そんなことをウジウジ考えていました。

相手に迎合しやすい性格だったから、
「自分を殺して相手に合わせる」という
余計な要素まで考えていたように思います。

佐藤まき
自分の時間やお金の管理内の問題と、相手に合わせることは別なのにね

そこで言葉を変えることにしました。

自己犠牲じゃなくて滅私奉公

「犠牲」というと
誰かからやらされている感じですが、
「奉公」は誰かのために自ら動くという感じで
私はこちらの言葉の方がしっくりきます。

自分を犠牲にするのではなく、
私利私欲を捨てて、お客様や公のために忠誠を尽くす。

そんな滅私奉公の精神で
徳積みを重ねていきたいと思います。

 

まとめ

いかがでしょうか?

「Give & Give」という言葉に
「自己犠牲」という言葉を重ねて
ネガティブな印象を持っていた私ですが、

徳積み」と「滅私奉公」という言葉に
置き換えることで
ポジティブに捉えられるようになりました。

徳積みはキングコングの西野さんも言っていた
信用残高」に通じますね。

これからも徳を積んでいく日々を
重ねていきたいと思います。

あなたのビジネスの
お役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

P.S.
以前、自己犠牲を感じたお願い事の
断り方について記事に書きました。

よろしければ合わせてお読みください。
豆腐メンタルでもNo!と言える人になる