長与さんに学ぶプロ意識 今だけじゃなく将来を考える

プロ意識タイトル Excel・Word・PowerPoint
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元プロレスラーの長与千種さんが、
夫婦喧嘩の仲裁に入ってけがをされました。

 

夫婦喧嘩といっても、逮捕された夫は
妻に馬乗りになっていたということですから、
その時点で喧嘩ではなく暴行ですね。

 

長与千種さんニュース

 

そんな逆上した男のところに
止めに入る勇気がすごい。

 

さすがは第一線で活躍されていた
プロレスラーです。

 

そんな長与さんですが、
一瞬の隙をつかれて
男に暴行を受ける側になってしまいました。

 

もちろんその気になれば
反撃することも可能です。

 

もしそうなれば、
相手にかなりのダメージを与えられたはずです。

 

ですが、
長与さんは防戦一方でした。

 

髪を掴まれたり、
顔を押さえつけられる場面もあったそうですが、

「仕事柄、絶対に手は出せないので、防御だけ」
「プロレスラーだから気持ちを止められた」

と反撃をしませんでした。

 

これを勝手に
自分はプロのレスラーだから手を出さない
という理由かと思ってましたが、

自分が手を出すと
(自分の団体に所属している)若い子の人生も
ダメにしてしまうからとおっしゃっていたそうです。

 

今この瞬間を考えて手を出さないだけでなく、
将来のことも考えていたんですね。

 

素晴らしいプロ意識です。
まさに団体代表の鏡だと思います。

 

髪の毛が抜けたり小指を骨折したそうですが、
入院に至るような大けがじゃなくて本当に良かったです。

 

 

 

長与さんも持っていたプロ意識。
もちろん私も持っています。

 

そんな私の一番得意はExcel なんですが、
ではExcelで何か作った時、
例えば私が作ったものと
他の方が作ったものとでは
何が違うのでしょうか?

 

それは、
将来のこと、つまり
次に使うときのことを考えているかどうか
だと思います。

 

例えばこんな
月ごとの一覧を作ったとします。

月ごとの一覧

 

上の方に対象の年月ががあって、
左に日付と曜日があります。

 

その次の列から
それぞれの日の場所や担当などを入力します。

 

普通なら、
年月のところは「2018年11月」と打つだろうし、
日付は1・2を打ってオートフィルを使うでしょうか?

曜日のところも1週間分入力して、あとはコピペかな?

で、土曜・日曜がわかるように色をつける

 

ほとんどの方がこんな風に作ると思います。
もちろん、これも正解です。
正しいものができています。

 

ただ、これを私が作る時、
絶対にこだわるのが
再利用のしやすさ」です。

リサイクル

 

見ていただいてわかるように、
この月報は11月が終わったら
12月分、1月分・・・と
ずっと使われていくことが想像できます

 

となると、
例えば来月になったらどうするか?

 

おそらく、
この表を元にして12月分を作ろうと思うはずです。

 

そうなると、
年月を打ち直し、
曜日も打ち直して、
色を変更する
という作業が毎月必要になってきます。

 

ほぼ作り直しと同じ手間になります。

 

私はこの時間を無駄と考えています。

無駄な時間

 

では私ならどうするか?

 

年月は入力しますが
「2018年11月」ではなく、
2018年11月1日」と入力
セルの書式設定で
表示だけ「2018年11月」とします。

 

日付はその年月を参照し、
全て計算で出します。
曜日も文字ではなく計算です。

 

そう、
難しい関数ではなく計算でできます。

 

曜日の色付けは条件付き書式を使います。
ここだけちょっとWeekday関数を使って、
土曜日なら青、日曜日なら赤の色をつけます。

 

ここまでやっておけば、
来月になってやることは、
シートをコピーすることと
年月に入力した日付を翌月にすることだけです。

 

日付変更のみ

 

そうすれば勝手に日付が計算されて
曜日の文字や色が変わります。

 

なんなら、
データを消すマクロ(自動処理)も入れてしまって、
ボタン一つで内容を削除できるようにもできます。

データ削除ボタン

 

驚くことに、
このデータを消すマクロなら、
プログラムを知らないあなたでも
簡単に作ることができるんです

 

ちょっと試してみたくなりませんか?

 

 

本来なら
祝日も赤い表記にしたり、
月によって日数が違う場合の対処をするべきですが
長くなるのでこの辺にしておきます(^_^;)。

パソコンとうさぎ

 

 

Excel で何か書類を作る時、
この例のように週・月・年の単位で
使い回しするものって結構多いです。

 

このような使い回す資料を作る時は、
作っている時点だけでなく、
再利用するときの手間まで考えて作る
それが時短につながります。

 

減らせる作業はどんどん減らして、
本業に専念したり、
家族や友達との時間を楽しみませんか?

 

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