今日はR1ぐらんぷり
決勝の放送日。
夫婦でお笑い好きなので、
二人で見てました。
なかなかレベルが高い戦いでした。
どの人も面白い!
以前はかなり
冷めた目で見ていた
お笑い番組ですが、
今はいろいろ
勉強させていただいてます。
今日のR-1ぐらんぷりでも
いろいろ気づきがありました。
よろしければお付き合いください。
ここからはネタバレを含みますから、
録画してまだ見てないっていう方は
お気をつけくださいね。
R-1グランプリは
M1グランプリと違って
出演者が3つのグループに分けられます。
グループごとのトップ通過が
決勝に進むシステムなので、
グループ分けのくじ運で
だいぶ勝敗が左右されそうです。
でも、今回はどのグループも接戦で、
まさに実力勝負。
その中で気になったのは
セルライトスパの大須賀さんです。
大須賀さんのネタの特徴は
その声。
普通お笑いのネタというと
声を張って喋り倒すイメージですが、
この人はネタ中
ずっと小声で喋り続けます。
人は相手が小声で喋ると、
つい耳をすませて
言葉を聞き逃すまいと集中します。
大事なことを言う。
セミナーなど人の前で話すときに
よく使われるテクニックですね。
セミナーではいくら効果的でも
小声で喋り続けることは
できませんが、
ずっと小声だと
こんな感じになるんだなと
思いながら聞いてました。
ネタの場合は
ずっと面白いことを喋り続けるから
聞いてられますが、
セミナーだと
かなりの話術がないと難しいなぁ????
ここぞっていうときに
取り入れたいですね。
人に読んでもらう文章も、
人に聞いてもらうお笑いのネタも、
共通するのは相手がいること。
手段はどうであれ
相手に何かを伝えようと思ったら、
その世界観に引き込むことが
大事だと思ってます。
今回、この大須賀さんのネタが
秀逸だったのは
最初の一言で
「小声で喋らなきゃいけない世界」
に引き込んでいたところです。
1本目のネタでは
赤ちゃんを抱っこして
「寝ました・・・」と一言。
赤ちゃんを起こさないように・・・
という状況がすぐわかるので、
小声で喋り続ける必然性が伝わります。
2本目のネタでは
周りに虎がいる状況で一言、
「囲まれました」。
これで
この一言で笑いを取っていました。
喋りでも文章でも、
人に何か伝える時は、
その状況を理解してもらうのが必要で
そこの説明が大変だったりしますが、
大須賀さんは2本とも
たった一言で状況説明できていたのが
すごいです。
説明はなるべく
短いほうがいいので、
究極のお手本ですね。
大須賀さんに注目しつつも、
実は一番笑ったのは
だーりんすの松本りんすさん。
好きなんですよ、ズラネタ。
TRICKの矢部謙三、大好きなんです。
っていうか、
決勝は3人とも面白かった。
粗品さんはますます忙しくなるでしょうが、
大須賀さんも松本りんすさんも
テレビで見られる日が増えるといいな。
パソコンのプログラム作りで
凝り固まった頭を、
笑いで吹き飛ばしてもらいたいものです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。