元芸能事務所に勤務していた男性が、
煮えたぎる鍋に顔面を押し付けられる
というニュースが各ワイドショー番組で話題になっています。
ここに至るまでにも
最低賃金に満たない月給、
遅刻すれば丸刈り強要、
10万円もの罰金
と、パワハラ被害を受けていたようです。
そこまでされていたのなら
早く辞めればいいのに・・・
という意見はもっともですが、
実際そんな恐怖の日々を
ずっと送ってたら難しいでしょうね。
実際辞めるときも
「同業の会社には行くな」と言ったり、
辞めた後も、
たまに「仕事を手伝え」という電話が
来ていたそうです。
今回は動画もしっかり残っているので、
記者会見や番組でも
被害者の方を100%擁護するような
体制になるのかと思っていました。
でも、昨日行われた記者会見では
「鍋に顔を押し付けられる時に、
ご本人も一緒にカウントダウンの掛け声を
出してましたよね」
と、あたかも本人承諾のもと
行われていたかのような質問が出ていました。
また番組内では、
なぜ今になって
社長を告訴しようと思ったのか
についても議論する時間を取り、
憶測ですが、民事訴訟の時効(3年)が
近づいているからではないかという
話をしていました。
このように、
物事を一方向からだけみて
「この社長はダメだね」
で終わってしまうと
薄っぺらい情報になってしまいます。
でも
頭を押さえつける手を嫌がりながらも
みんなと一緒に掛け声を出す
被害者の心情や、
なぜ今になって告訴するに至ったかの
バックグラウンドを考えると、
いろんなことが浮かび上がって来ます。
どんなニュースも
いろいろな角度から見ることが大事ですね。
経営者・事業主の方は
売上など経営数字を見て
いろいろ判断されていますが、
これも一方向からだけでなく
いろいろな角度から見ることが大事です。
商品ごとはどうなのか?
得意先別に見たらどうなのか?
営業担当ごとに集計したらどうなる?
曜日で何か傾向があるかな? など、
いろいろな項目別に集計を出すと、
売れ筋や傾向などが分かってきます。
こんな時に役に立つのが
いろんな角度から集計をしてくれる
ピボットテーブルという機能です。
一覧表のデータを
「簡単に」好きな形に集計したり
グラフ化することが可能です。
ピポッドテーブルで大事なのは、
作り方よりも元データの形にあります。
データベース形式とか
リスト型と言われる形に
しておく必要があるのですが、
そこさえちゃんとできていれば
本当に簡単に
ピボットテーブルを作成することができます。
個人的には、
経営者・事業主の方は最強だ
そんなに難しいことではないので、
ぜひ使えるようになってくださいね。
余談にはなりますが、
私はプログラマ時代、
データの不備を見つけるのにも、
このピボットテーブルを使っていました。
データ不備が見つけられず
デバッグに時間を取られている
プログラマ・SEの方にとっても
すごく便利な機能ですよ。
ピボットテーブルの使い方のレクチャーや
肝となる元データの作成もお任せください。