伝えるための秘訣は「あるある」の状態を作ること

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枕詞タイトル

 

本離れ」が問題視されて久しいですが、
あなたは月に何冊ぐらい
本を読んでいますか?

 

 

私は「活字中毒」まではいきませんが、
いつも何かしら読みかけの本が
あるような状態です。

 

 

気になった本を
手当たり次第読むスタイルなので、

ドラマ化された小説だったり
誰かがオススメしていた
ビジネス書だったりと、
その時の気分で
いろんな著者の本を読んでいます。

 

 

最近「初耳学」をよく見るので
林先生が気になり、図書館で

今やる人になる40の習慣

という本を借りてきました。

今やる人になる40の習慣

 

 

 

 

 

さっき読み始めたばかりなので
まだ30ページほどしか
読んでないのですが、
さすがだな~と思ったのは
その文章構成

 

 

林先生は現代文を教えているので
文章が上手いのは当たり前ですが、
さすがの読みやすさです。

 

 

これにはちゃんと理由があって、
その種あかしを「はじめに」の部分に
書いてありました。

 

 

これを読んで

やっぱりそうだよね
とすごく納得してしまいました。

 

 

それが

 

そういった話(本題)を
事務的に羅列するのではなく、

落語に枕があるように、
なるべく、
ちょっとしたお話から
本題に入るというかたちをとりました。

 

という部分です。

 

 

 

 

文章の書き方って
「起承転結だ」とか
「いや、ビジネスでは結起承だ」
とか言われますが、

人に読んでもらう本や
ブログなどの文章は
とにかく書き出しが大事です。

 

 

落語でいう枕の部分ですね。

 

 

どんなにいいノウハウでも、
いきなりそのやり方の話が始まったら
興味が持てず
なかなか頭に入ってきませんよね?

 

 

だから「枕」の部分で
興味を引くこと、
自分ごととして捉えてもらうことが
大事です。

 

 

「こういうことってよくあるよね?」

「こんな風に思ったことってない?」

 

 

という、いわゆる
「あるある」の状態を作ってから
本題に入るというのが
上手い人のやり方です。

 

 

 

 

林先生は本を書くとき以外に、
普段の授業でも
この「枕」から入るスタイルを
とっているのだそうです。

 

 

お笑いの世界では、よく

「つかみはOK!」

と言われますが、
文章にしても喋りにしても、最初に

「あるある」の状態=共感

を作っておくことが、
伝えるための秘訣ですね。

 

 

林先生の授業が人気なのも
うなずけました。

 

 

「早く言いたい!」

「早く伝えたい」

という気持ちを
ちょっとだけ我慢して、
まずは「あるある」の状態
作ることを意識すれば、
もっと相手に伝わりやすくなりますよ。

 

 

何かの参考になれば幸いです。

 

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。