Excel でよく使われる関数の一つに
「VLookUp関数」があります。
指定した範囲の中から
検索条件と一致するデータを
抽出する関数
で、よくあるのが
商品コードを入力したら
商品名と単価が
自動で表示されるというものです。
同じように
顧客マスタを用意しておいて、
売上表にある顧客コードを紐づければ
顧客ごとの売上や
年齢別の傾向などが見える形になります。
今日、作業したものも
同じように簡単にできるかと思いきや、
いただいたデータが
顧客リストではなく、
来店者リストでした。
来店者リストにも
氏名や年齢があるので
顧客リスト的な扱いができそうですが、
日が変われば
年齢も変わることがあるので、
そのままVLookUp関数だけでは使えません。
VlookUp関数で参照する範囲を
日ごとにずらせば、
正しい年齢が取れそうです。
このように、
ある条件(この場合は売上日)に応じて
処理の状況を変えることを、
プログラミングの世界では
「動的処理」と呼びます。
この「動的」な処理や考えが
できるようになると、
Excel でできることもかなり広がります。
「動的」という
プログラミングでよく使われる用語を
出しましたが、
必ずしもプログラムが
必要なわけではありません。
実際、上記のVLookUp関数の
参照範囲をずらすことは、
Excel 標準の関数だけで可能です。
(※今回は文字数の関係で、やり方については割愛します)
「動的」に処理するために必要なのが、
紐付けできる共通点。
今回の場合だったら、
売上日と同じ日付の部分を使って
VLookUp関数で検索する
という感じです。
これさえあれば、
Excel の関数を組み合わせることで
上記のような動的処理ができるのです。
あなたが思っている
Excel で可能かもしれません。
気になることがあったら
ご相談くださいね。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。