毎週日曜日の朝9時、
うちのテレビにはゲゲゲの鬼太郎が映ってます。
真剣に見ているわけではないですが、
ときどき
「ねずみ男ってすごいな」
と思うことがあります。
お金になりそうなことを嗅ぎ分け
積極的に行動する。
「お金になりそう」
と書くとちょっといやらしいですが、
言い換えれば
「人がお金を払ってでも欲しいと思うこと」
なんですよね。
あの頭の回転の速さと行動力、
これを自分のためじゃなくて
人のために活かせば
すごいことが起きそうだなぁ・・・
などと想像すると面白いです。
もう一つ、
ねずみ男がすごいのがあの演技力。
相手にとって都合よく
コロコロと演じ分けています。
これはもう鬼太郎には
絶対に真似できない才能ですね。
演技力といえば、
異業種Zoom会議に参加したときに出た
「経営者は役者」
という言葉が印象に残っています。
希望する商品が売り切れていた時
希望する日時が予約で埋まっていた時
そんなときに即答で
「在庫ないです」
「予約でいっぱいです」
と愛想もなく言われると、
いや、それが事実なんですが、
つっけんどんに言われてしまうと
探すのが面倒なだけじゃないの?
と勘ぐってみたり
感じ悪いからもういいや
在庫切れ・予約ありなど
もうすでにわかっていることでも
一生懸命探す姿を見せるなど
「ご希望に添えず申し訳ない????」
という姿を前面に出すことで、お客様が
望み通りに演じることも大切だということでした。
こうした態度を
姑息と呼ぶか商売上手と呼ぶかは
価値観の違いなので置いておきますが、
「経営者は役者」という考えは共感できます。
なにも
お客様の望む通りに演じるだけじゃなく、
自分がなりたいと思う自分を
演じるということは必要だと
先日先輩起業家の方に教えていただきました。
なりたい自分は、
「人からどう見られたいか」
という言葉に置き換えることもできます。
明るくていつも楽しそう
落ち着いていて知性的
穏やかだけどミステリアス
見られたい自分になるには
どういう所作で
どういう言葉遣いで
どういう服装で
どういうメイクで
どういう髪型にすればいいか。
役者のようにキャラクターを作り上げて
仕事中はそれを演じきることが、
一貫性となりブランディングに繋がるように思います。
あなたがなりたい自分はどんな人ですか?
あなたのブランディングの
ヒントになれば幸いです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。