何か新しいことにチャレンジしようとするとき、
「自信がない」という理由で
「自分はできると言い聞かせろ」とか
「あなたはそのままでいいから自信を持ちなさい」
など助言をもらっても、
「できないことに対してどう自信を持てばいいのか」
と途方に暮れたことはないでしょうか?
以前読んだ本にも
自分に強みがあるから
自信を持てるのではなく、
根拠があろうがなかろうが
自信をとにかく持つのが大事
と書かれていて、
違和感を感じたことがあります。
それをきっかけに
いろいろ「自信」について考えたことがあり、
それから「自信がない」という理由で
チャレンジをやめるということはなくなりました。
自信がなくて落ち込みがちな方に、
私の考える「自信」について
書いてみようと思います。
よろしければお付き合いください。
なぜ自分に自信がないのかというと、
「自分はできない」
「強みがない」
というように、
自分を否定してしまっているのが
大きな原因です。
それでも周りからの助言にしたがって
「根拠がなくても自信を持とう」
と思っても、
別の本を読むと
「自信過剰になるな」
と書かれていたりすると、
ほらやっぱり・・・となってしまいます。
「卑屈になるな」
「自分を愛しなさい」
「自分に価値を感じなさい」
そのために自信を持ちなさいと言われても、
できない自分は紛れもなく真実。
できないのに自信を持つということは
自信過剰になってしまうから、
いつまでたっても自信が持てない
という負のループに入ってしまいます。
そんな負のループの真っ最中に目にしたのが
「自己肯定」という言葉です。
できない自分に自信を持つのは難しい。
持つべきは、自信じゃなくて自己肯定感。
自信と自己肯定を
分けて考えればいいんだということに
やっと気づきました。
何もできない自分に対して、
無理やり自信を持つ必要はない。
できない自分も
「それでいい」
といったん肯定する。
ダメだったり足りてないのは、
自分自身じゃなくて自分の行動。
自分に対しては自己肯定。
自分の行動に対しては自信。
そんなふうに
自己肯定と自信
自分と行動を
分けて考えるようにしたら、
すごく楽になりました。
「自信をつける方法」は
本やネットでいろんな方が書いてます。
成功のハードルを下げて
成功体験の回数を増やすとか、
小さなことでも何かをやり続けるなど
探せばいろいろ出てきます。
それも「自己肯定」ができていてこそ
効果があります。
今のあなたは自信がない状態?
それとも自己否定の状態?
自信がないだけなら、
それは行動や学びが足りてないだけ。
足りない部分をどうするか
考えて動けば、
おのずとできるようになって
自信がついてきます。
でも自己否定の状態なら、
まずはそのままでいいと
自分にOKを出してみてください。
自己否定の反対は、
自信じゃなくて自己肯定
なんとなく、自信と自己肯定を
ごっちゃにして書いている文章が
多いなと思ったので、
私の過去の経験からいろいろ書いてみました。
自信をなくしかけた時や
自己否定に走りそうになった時に
参考にしていただけると幸いです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。