図解思考で頭の中をスッキリと

ビジネス
図解思考タイトル

 

こんな言葉を知っていますか?

 

 

バカな奴は単純なことを複雑に考える。
普通の奴は複雑なことを複雑に考える。
賢い奴は複雑なことを単純に考える。

稲盛和夫(京セラ創業者 日本航空取締役名誉会長)

 

 

複雑なことが大好きだという人は
なかなかいないと思いますが、
私も複雑なことが苦手です。

 

 

プログラムって、パソコンに
複雑な動きをさせているように
思われてるかもしれませんが、
一つひとつの処理は実に単純

 

 

やりたいことを細分化して
作業を単純にする。

 

単純な作業を組みわせて
やりたい処理を実行する。

 

 

Excel やWordなどのアプリケーションも
銀行のATMも、
コンビニのチケットシステムも
単純作業の繰り返しで動いています。

 

 

 

プログラマや
SE(システムエンジニア)のお仕事は、
お客様がやりたいことを
パソコンで実行可能なレベルに
細分化・単純化していくことから始まります。

 

 

この時にお客様がやりたいことの
解釈が違っていると
正しい動きができないため、
言葉よりも図を使うことが多いです。

 

 

図解すると、
複雑なことも一目瞭然になるし
処理の流れもわかりやすくなります。

 

 

 

 

プログラムを書く時に
使っていた図ですが、
実は普段の作業でもこの図解が使えます。

 

 

結構重宝しているので、
ちょっとだけご紹介しますね。

 

 

まずはフロー図。

 

フロー図

 

処理の流れを書いたもので、
箇条書きでも
同じような効果はあります。

 

 

ただ、フロー図にすると
条件分岐するところが
菱形になるのでわかりやすいですね。

 

文字だと埋もれてしまいそうですが、
図にすると形が違うので
見落とすこともありません

 

 

 

次にベン図。

 

ベン図

 

これは数学の授業
見たことがあるはず。

 

 

集合の単元で
出てきたかと思います。

 

 

条件を区切って
どこを抽出するか
を考えるのに便利です。

 

 

取り出したいのはどの部分か?
で、頭の中がぐちゃぐちゃになってた時、
この図を書くことで
複雑な条件もスッキリしました。

 

 

 

最後にシーケンス図。

 

シーケンス図

 

プログラマが使うのはこんな感じですが、
普段はもうちょっと単純化して使ってます。

 

書類やり取り

 

 

こんな感じで使えば、
何をやり取りするか
何をきっかけに動けばいいか
明確なります。

 

 

お客様とのやり取りで、
どちらがボールを握っているかも
わかりやすいため、
私は結構多用しています。

 

 

 

 

いかがでしょうか?

 

 

他にもマトリックス図
マインドマップ
フィッシュボーンなど、
いろんな図があります。

 

 

頭の中だけで考えてても、
複雑なものが余計にこんがらがるだけ
ということも多々あります。

 

 

そんな時、図にすると
複雑に見えたことも
案外単純だったことに気づきますし、
何より頭の中がスッキリ片付きます。

 

 

単純化すれば、
やることが明確になりますし
人に説明することも楽になります。

 

 

あなたのお仕事の
お役に立てれば幸いです。

 

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。