学び

 

こんにちは。佐藤まきです。

 

似ているけど
実は意味が全然違う言葉がありますよね?

 

例えば、「目的」と「目標」。
ちなみに意味は

目的 = 望むゴールを目指す理由(健康に生きる)
目標 = 望むゴールまでの目印のようなもの(毎日ウォーキングをする)

ということだそうです。

 

先日受講したある講座で「役割」と「役目」についてお話しされていました。
これも似ている言葉ですが、改めて違いについて聞かれると
「ん?」となってしまいました。

そんな状態での受講でしたが、
「役割」と「役目」の違いを知り、
自分の「役割」と「役目」は何かと考えていくと
今後自分が目指したいものも見えてきました。

 

今日はそんなお話ししていきたいと思います。
よろしければお付き合いください。

 

「役割」と「役目」の違い

「役割」と「役目」、
お仕事をする上でどちらも大切ですよね?

では、この2つの違いなは何か?

 

今回聞いた講座では

役割 = 人から頼まれたもの。
役目 = 自覚するもの。自分で見つけたもの。

と定義されていました。

 

役割」とは、字の通り
誰かからり振られたもの

その役のために必要な、
技術やスキルが必要になります。

 

それに対して「役目」は
自分で見つけた。それをやる理由

過去に悩み苦しんだ後に見つけた教訓だったり
今後目指していきたいものになるということでした。

 

例えば

『世の中に安心安全な食を広める』

という役目があったとすると、
役割は『そのための手段』ともいえるので

・無農薬で野菜を作る農家になる
・安全で美味しい野菜を売るネットショップを作る
・無農薬野菜を使ったレストランを経営する
・オーガニックにこだわったの料理教室の先生になる

という感じになるでしょうか。

 

役目を考えながら出てきたキーワード

講座の中では、一人の受講生に質問をしながら
その人の「役目」をあらわにしていくということをされていました。

どんな人を応援したい?
どんな風になってほしい?
過去やっていたことは何?
その時に求めていたものは何?
もし仮にその時に戻れたらどんなことをする?

など・・・。

 

もし私が質問をされたならどう答えるだろうか?
と考えていると、私の中で1つの言葉が浮かんできました。

 

それは「効率化」。

 

私は、いろんな面倒なことをボタン一個でさっと済ませたいから
コンピュータに興味を持ちましたし、

Ecxel で早く楽に資料を作りたいと思ったから
関数や機能を覚えるのはまったく苦ではなかったし、

自分の作業をもっと楽にするために
マクロやシステムを自分で作るようになりました。

 

『いかに効率よく仕事を進めるか』
こればかり考えて仕事をいましたし、

逆に効率化できないような仕事や作業は
モチベーションが上がらないことが多かったように思います。

 

仕事を超えて効率化を考える

結婚してからは、仕事という枠を超えて
効率化を考えるようになりました。

 

自分が扱える時間全体を効率化して、
家族との時間や自分時間を確保したい

 

そう思ったから「起業」に惹かれたんでしょうね。

 

『私の役目 = 効率化』

・・・というよりも

『面倒な部分を楽にして、
空いた時間をもっと大切なことに使ってもらうお手伝いをする』

というのが役目で、
それを一言で表した言葉が『効率化』というところでしょうか。

 

その「役目」のための私の「役割」の一つは
『仕事を効率をよくするために、パソコン技術を教える』
だと思っています。

 

ただ単にパソコンを使えるようになってもらうだけでなく

「自分が扱える時間全体を効率化する」

という、パソコンや仕事を超えたところを目指していきたいし、
そのためには伝え方を考えなきゃいけないなと思いました。

 

まとめ

今日は「役割」と「役目」の違いについて
いろいろ考えたことを書いてみました。

 

「役割」は人から頼まれたこと、
つまり「はた(お客様)」を「らく」にする手段ことですが、
これに「役目(自分の想い・テーマ)」がないと、目的を見失って
結局長続きしないビジネスとなってしまいます。

 

自分の起業当時、役目から外れたことをしてしんどい思いをした
という失敗を思い出して、
「役目」に気づく大切さをあらためて感じました。

この記事が、「役目」や「役割」を通した
ご自身の働き方を考えるきっかけになれば嬉しく思います。

 

最後までお読みいただき
ありがとうございました。