![伝えることタイトル](http://office-sora.site/wp-content/uploads/2019/04/c2f1fdc8353ce03ab6e4a6cbb57888f3.jpg)
平成の大晦日の17:00。
天皇陛下が退位礼正殿の儀で
お言葉を述べられました。
昭和から平成に変わる時は
昭和天皇の崩御という悲しみが
伴うものでしたが、
平成から令和への移行は
穏やかに晴れやかな気分で
天皇陛下が述べられた
退位のお言葉を拝聴することができました。
![退位のお言葉](http://office-sora.site/wp-content/uploads/2019/04/8d4191ec88ae7a4c3de4d05ca883aa28.png)
「述べる」という言葉は
日常ではあまり使うことはなく、
どちらかというと
「話す」「語る」
が一般的かと思います。
ただ、私が主に使っているのは
「話す」「語る」ではなく
「伝える」という言葉です。
では「語る」と「伝える」は
何が違うのでしょうか?
今日は、私が考える「伝える」について
書いてみたいと思います。
よろしければお付き合いください。
ビジネスで情報発信するのは
「述べる」ためでも「語る」ためでもなく
「伝える」のが目的です。
何を伝えたいかというと、
自分のサービスだったり、
主張だったり、
自分が考える理想の未来。
そういったものを伝えたいから
SNSやブログ、
ホームページを通じて
いろいろ発信しています。
![パソコンブログ](http://office-sora.site/wp-content/uploads/2019/01/870d87a072b9b61d7b9e6a4b464b1305.jpg)
では、「語る」と「伝える」の違いは
なんでしょうか?
「語る」というのは
何かの説明、自分の主張を
一方的に言葉にすることです。
![スピーチ](http://office-sora.site/wp-content/uploads/2019/04/f796f342a86f971e69b0d55d30a06c99.jpg)
相手の反応には特に影響されず、
自分の言いたいことを口にするのが
「話す」「語る」になります。
対して「伝える」というのは
一方的にこちらが話すだけじゃなくて、
相手の反応を期待している
「双方向」ところが大きな違いになります。
自分の言いたいことを口にした後に、
相手に納得してほしい
決定してほしい
行動してほしい
という「期待」があるところが
「語る」と「伝える」の大きな違いだと思います。
![溢れる想い](http://office-sora.site/wp-content/uploads/2018/12/361b7a6c716e132bf23f7ff5af8e488c.jpg)
ただ「語る」だけでなく
相手に「納得」してもらうには
論理的に説明することが必要です。
原因がこうなので
結果がこうなる
という、頭で納得できるだけの
理由づけがいるわけです。
では、これだけで
相手が納得するかというと
そう簡単ではなくて・・・。
納得というのは、
頭で理解できる + 共感
が必要だと思うのです。
じゃあ、どうやって共感してもらうか?
そこで有効なのが「ストーリー」です。
![本を読んで感情移入](http://office-sora.site/wp-content/uploads/2018/11/dcafc4a1622b3cbaf3fca92bc48a1d0b.jpg)
「原因がこうだから、結果がこうなる」
という具体例をストーリーで語る。
できれば体験談。
難しいならフィクションでもいい。
「ストーリー」という形で語られると、
頭で理解すること以外に
感情に届いて共感しやすくなります。
![喜び](http://office-sora.site/wp-content/uploads/2019/01/598b181f87cfd68f825b0b4b0b1c9d5d.jpg)
最近ではステップメールや、
何かの解説本でも
「ストーリー」+「説明」
という形式をとるものも
増えているように感じます。
頭で理解させて、
感情で共感させる。
その2つがあって初めて、
相手は納得し行動してくれると思うのです。
いかがでしょうか?
相手に何かを伝えるということは
「理解」して「納得」してもらうことで、
相手に行動してもらうことがゴールです。
そのために、まずは論理的に理由を説明する。
プラス「ストーリー」で共感して納得してもある。
最終的に、相手に「購入」などの行動をしてもらう。
ただ自分の主張を語るだけでなく、
その後のゴールを考えれば
ブログやセールスレターを書くときに
今までと違う文章構成が
浮かぶのではないでしょうか?
あなたの情報発信の
お役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。