ビジネスを始めると、
だいたい最初の頃に
「ターゲットを決めなさい」
と言われます。
老若男女、
万人にウケる商品なんてないんだから、
できるだけターゲットを絞り込め
というのが定説です。
もちろんこれは正しいんですが、
自分の「やりたい」からくるターゲットと
「稼ぐ」ためのターゲットが
ずれる場合があるので注意が必要です。
私も罠にはまった
「ターゲット」の落とし穴。
意外に多いかも？と思ったので、
書いてみようと思います。
よろしければお付き合いください。
あるビジネス講座での質問
とあるオンラインビジネス講座に
こんな質問がきました。
私はヨガで起業しようと思ってます。
自分自身が精神的にすごく落ち込んで
動けなくなった時に
救ってくれたのがヨガでした。ヨガがきっかけで症状も良くなり、
薬の量も減り、笑顔も戻って、
通院も卒業しました。なので、
心療内科に通っている人をターゲットに、
元気を取り戻すための
ヨガのビジネスをしたいと思ってますが
いかがでしょうか？
ちょっとうろ覚えですが、
このような内容でした。
これでいくと、
質問者のターゲットは
「心療内科に通っている元気のない人」
になります。
でも、こんな人たちから
高額は取れませんよね？
この質問者のヨガという
ビジネスに対する想いはすごいと思うんですよ。
ただ、
ボランティアになってしまう
可能性がありますよね？
また、体調不良によるキャンセルも
考慮しておく必要があります。
講座の先生もおっしゃってましたが、
稼ぎたいなら、ターゲットは
もっと富裕層に変えた方がいいと思いました。
私も悩んだターゲット設定
私も、自分の周りの起業家の方を
助けたいという想いがありました。
20年以上パソコン関係の仕事に
就いていたわけですから、
パソコンの悩み解決とか
業務改善での時短など
いろんな可能性を考えていたんです。
でも、今までやってきた仕事と
ターゲットとする人たちとの差が
開きすぎていて、
私の技術は完全にオーバースペック。
大会社の部長や課長、経営者の方には
喜んでもらえる技術も、
個人でやっている方にとっては
「そこまでは・・・」
となってしまうわけです。
つまり、
ターゲット設定失敗ですね。
ターゲットを変える必要性がでてきました。
ターゲットとしたい人たちと繋がるには
誰だって、自分の周りの人や
目の前にいる人しか見えないので、
そういう人たちをターゲットにしがちです。
であれば、
自分の周りの人を
理想のターゲット層に変えればいい。
または、理想のターゲット層を
相手にビジネスをしている人たちの
輪に入ればいいのです。
つまり、
属しているコミュニティーを変える。
そのためには行動が必須です。
私の場合は、
広島以外の人と繋がりを作りたかったので、
オンライン講座のコミュニティーに入りました。
そのほか、広島でも
それまでとは違う人間関係が作りたくて、
イベントやセミナーに参加しました。
個人的に気の合う方とは、
さらに親睦を深めるため
ラインやZOOM、もちろん直接会うなど
連絡を取り合いました。
そうしているうちに、いつの間にか
狭くなっていた視野に気づき、
考え方が変わってくるのも感じましたし、
自分の活かし方について
可能性を感じるようになりました。
まとめ
いかがでしょうか？
「場が人を作る」
という言葉がありますが、
これは本当だと思います。
「場」はコミュニティー。
つまりは「誰といるか」です。
やはり自分の中で
何かを変えようと思ったら、
いろんな人に会いに行くのが一番ですね。
来年は、いろんな人を通して
さらに自分を活かしていきたいと思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
