こんにちは。佐藤まきです。
「仕事も気持ちも楽にする」
そんな情報を発信しています。
２月といえば確定申告の季節ですね。
「苦手なことは専門家に任せて時間を買う」
という考えもありますが、
私は一度はちゃんと経験しておくことを
お勧めしています。
経験して知識を増やしておくことは、
自分の身を守ることにつながるからです。
そこで今回は
丸投げ危険！身を守る知識は経験が作る
について書いてみたいと思います。
よろしければお付き合いください。
個人事業主の仕事は業務の全て
個人事業主は屋号の看板を背負った
社長でもありますが、
同時に従業員でもあります。
だから、社長が行う意思決定から
各部署が行うセールスやマーケティング、
企画、宣伝、経理まで、
基本的に全ての業務を一人で
やらなくちゃいけないわけです。
これに本来の業務が加わりますので、
「好きなことだけやればいい」
というわけにはいきませんね。
苦手なことからは逃げ出したいけど・・・
もうすぐ確定申告の受付が始まりますが、
人に任せられれば楽ですが、
当然それには費用がかかります。
・潤沢な資金がある
・本業が忙しすぎて時間がない
という方は専門家にお任せするというのも
アリだと思います。
でも、これに当てはまらない方や
起業したばかりの方は、
一度自分でやってみることをお勧めします。
自分でやるから見えてくる
確定申告を自分でやると、
手元に残る利益が
どうやって計算されるのかがわかります。
１つ１つの取引では
利益が出たと思っていても、
協会に払うお金だったり
自分の勉強のために買った
本や教材の金額を引くと
実はマイナスだった
なんてこともよくあることです。
また、全体の利益に対して
税金が課せられるわけですが、
経費に計上できるものを知らなかったために
余分に税金を支払ってた
ということだってあります。
こういうことは
自分でやって初めて
見えてくるんじゃないかと思います。
実際にあった怖い話
これは実際に聞いた話です。
その方は開業してすぐに
仕事で必要になった車を
それまでの貯金で購入したそうです。
「仕事で使う分だから経費になるだろう」
と思っていたところ、税理士さんから
「それまでの貯金で買ったものは費用に計上されません」
と言われたそうです。
そんなことありませんからね！
ちゃんと費用として計上できます！
頭のいいかただったので
ちょっと調べれば分かったはずなんです。
それが税理士さんに丸投げしたばかりに、
払う必要のなかった分まで
税金を支払うことになってしまいました。
自分でやることのメリット
ビジネスが軌道に乗れば
専門家にお任せするのもアリだと思いますが、
一度でも経験して仕組みを理解しておくことで
間違いに気付きやすくなります。
専門家だって勘違いしたり
間違うことだってありますからね。
また、質問されたことについても
理解できるようになりますし、
こちらから指示を出すことも可能になります。
経理を例に出しましたが、
企画やデザインやプロモーションも同じこと。
一度でも経験しておくと
勘所がわかりますし、
専門家への指示も的確になります。
さすがの専門家も
「ふんわり」した指示では
動くに動けませんからね。
また、悪徳専門家に食い物にされないためにも
最低限の知識を持っておくことは
身を守ることにつながります。
面倒がらずに
一度チャレンジしてみてください。
知識は身を助けますよ。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は丸投げ危険！
身を守る知識は経験が作るについて
書いてみました。
「起業したら好きな仕事だけできる」
は間違いで、起業したからこそ
会社の全ての業務を理解しておく必要があります。
「苦手なことは専門家に任せて時間を買う」
という考えもある意味正しいとは思いますが、
それはある程度知識があるという前提が
あってこそではないでしょうか。
知識もないのに丸投げしたら、
出来上がった仕事が正しいのかどうか
チェックのしようがありません。
起業初期の段階で一度は自分でやって
経験から知識を作っておくことをお勧めします。
あなたのビジネスの
ヒントになれば幸いです。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
