どっちが大事？求められることとやりたいこと

こんにちは。佐藤まきです。
「仕事も気持ちも楽にする」
そんな情報を発信しています。

ビジネスは好きなことじゃないと続かない
とよく言われますよね。

好きなこと、やりたいことじゃないと
モチベーションが維持できず、
結局やめてしまうことがほとんどです。

でもだからといって、
やりたいことだけでビジネスが回るかというと
そうではないですよね。

求められてこそ！
という部分はどうしてもあります。

そこで今回は、
求められることとやりたいこと、
どちらを重要視すればいいかについて
書いてみたいと思います。

よろしければお付き合いください。

自分の良さは自分では気づかない

先日、バラエティー番組を見ていたら
元NHKアナウンサーの登坂淳一さんが
こんなことを言っていました。

「有働さんはニュース原稿を読んでるんですよね」

細かな言い回しなどはご容赦願いたいのですが、
ご本人はニュースをやりたいけど
バラエティーの仕事ばかりが来る
というようなことをおっしゃってました。

だから、帯でニュース番組に出演している
同じNHK出身の有働さんが羨ましいということです。

それを聞いた主人は

いや～、この人はバラエティー向きでしょう

私も同感です。

ニュースを読む力がないとか
そういう話ではなく、
真面目そうに見える外見と
中身とのギャップが面白いんですよね。

クイズ番組に出た時などは
まさかのポンコツ回答連発で笑わせてくれました。

真面目にニュースを読む登坂さんと、
見た目とのギャップで笑わせてくれる登坂さん、
どちらが見たいかというと
やっぱりバラエティーでの登坂さんです。

本気度はわかりかねますが、もしも
「バラエティーはちょっと・・・」
と登坂さん本人が思っているのなら、
自分の良さって本当に気づかないものだなあと思います。

アドバイスを取り入れると良さが引き出されやすい

そういえば俳優の唐沢寿明さんも
自分の良さに気づかず、
オーディションにも落ち続けていたそうです。

そんな時、服装を
爽やか路線に変更するようアドバイスされ
素直にそれを取り入れたところ、
オーディションに一位で合格したそうです。

それ以来、人から

こっちの方が似合うと思うよ

詳細は忘れてしまいましたが、

「人が俺に似合うって言ってくれてるんだから、
それには素直に従うことにしている。
そこに俺の自我はいらないから」

という主旨のことを
おっしゃってたのが印象に残ってます。

自分の良さは自分ではわからないから、
人に言われた自分の良さは
無条件に信じているということですね。

やりたいことより求められること

これってビジネスでも
同じじゃないかなと思います。

私はビジネスでこんなことがやりたい

登坂さんやブレイク前の唐沢さんのように、
やりたい方向が実は自分の良さと
違う方向に行っているかもしれません。

実は以前、セミナーとか
ライティングの方で稼げるようになりたいなと
思っていたことがあります。

だけど、依頼が来るのは
パソコンがらみのことばかり。

さすがにニーズがないことを
一生懸命やっても仕方がないので、
パソコンの仕事に絞ることにしました。

捨てた技術は掛け算になってかえってくる

ライティングやセミナーの仕事を
いったん捨てたわけですが、残念というより
やりたいことができない悔しさの方が勝っていたように思います。

そんなとき、
ビジネスの先生にこんなことを言われました。

今はビジネスを引き算する時だから、
どんどん引いてやることを絞っていきなさい

佐藤まき

ライティングや今まで学んだ起業の知識って無駄だったんでしょうか？

そんなことはないよ。
いつか必ず捨てたビジネスが役に立つ時が来る。
その時は足し算じゃなくて掛け算で戻って来るからね

佐藤まき

掛け算ですか？

今の状態はパソコン＋ライティングみたいに
バラバラなビジネスを束ねているような感じだよね

佐藤まき

言われてみたらそうかも？

いずれパソコン×ライティングっていう掛け算になって
もっと大きいビジネスになるよ

佐藤まき

そうなのかなぁ～。
先のことはわからないけど、先生を信じることにします

その後、一度は
パソコンだけの仕事をしてましたが、
ブログを継続的に書くことで
文章を褒められる機会が増え、
実際に文章を書く仕事もするようになりました。

そうなると
もともとパソコンという軸があるので、
ただ文章が書けるだけでなく
ブログの構築から書き方のノウハウまで教えることができます。

考えてみると一貫して教えてくれる人って
少ないかもしれません。

もっというと、ブログでの集客から
パソコンでの顧客管理・売上管理までの流れを
教えることもできるわけです。

そうなるとまた希少性があがってきます。

もしも今、
あなたのやりたいことと
人から求められる自分の良さがずれている場合は
いったん自分のことは置いといて
人から求められる言葉に従うことをおすすめします。

いつかきっと
求められることとやりたいことの掛け算で
もっと大きな成果を出していけると思います。

まとめ

いかがでしょうか？

今回は、求められることとやりたいことで
どちらを重要視すればいいかについて書いてみました。

自分の強みや自分の良さは
周りの人の方がよく知っていて、
実際周りの人から教えてもらうことがほとんどです。

自分の良さとやりたいことが
一致してればいいのですが、
違う場合はまずは人から教えてもらった
自分の良さを活かした方が賢明です。

やりたいことをいったん手放しても
時間が経ってから
きっと掛け算になって戻ってきて、
今よりも大きいことができるようになりますよ。

あなたのビジネスの
ヒントになれば幸いです。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。