こんにちは。佐藤まきです。
「仕事も気持ちも楽にする」
そんな情報を発信しています。
そろそろ美容院に行きたいなぁ~
と思っていたとき、
Facebookのタイムラインに
先日知り合った美容師さんのブログが
上がってきました。
このブログで
すごくいいことが書かれてあったんです。
これをを読んで、私は
って思いました。
と同時に、この心理って
他のビジネスでも応用できるんじゃない?
と思い、いろいろ考えてみると
「こんな人から買いたい」という答えの一つが
見えてきたように思います。
今回は、
「この人から買いたい」と思う心理について
書いてみたいと思います。
よろしければお付き合いください。
美容院ジプシーの悩み
その日の美容師さんのブログには、
新規のお客様の対応をされたことが
載っていました。
※その美容師さんのブログはこちら
そのお客様は、
いつも美容室の予約を取るときに
悩んでいたそうです。
通常美容室で予約を取るときは、
お客様の方が「カットのみで」とか
「カットとパーマで」という感じで
メニューを決めてから予約をします。
でもお客様って結局は素人。
正解がわからないまま
予約をしている状態なので、
ずっと不安だったそうです。
私が「この人にお願いしたい」と思ったわけ
この美容院は
「美容院ジプシー専門サロン」ということで、
自分に似合う髪型がわからない、
似合う髪型を丸投げしたい
そんなお客様もOKということです。
だから
メニューを頂いていても
必要なければやらない事もあるし、
必要であれば提案もします。
というスタンスなんですね。
これを読んで、私は
と思いました。
美容院に行くと(特に初回)必ず
と聞かれます。
「こんな感じで」と
しっかりイメージができている人は
いいのですが、みんながみんな
自分に似合う髪型を知ってるわけじゃないんですよね。
自分のセンスに自信がなかったり、
コンプレックスから
今の髪型を変えるのが怖いと
思っている人もいるんです。
そんな今の自分に自信がない人にとって
美容師さんは
「今よりも素敵な自分に導いてくれる存在」
でいて欲しい。
この美容師さんなら
きっと私を導いてくれそう・・・
そう思ったんですね。
実はお客様は導いてもらいたがっている
ビジネスをやっていると、
ついお客様の要望を叶えるのが
いいことだと思いがちです。
もちろんそれが正解の時もありますが、
お客様の状態によっては
お客様に選ばせるのではなく
こちらが導いてあげることも必要だったりします。
お客様にとって最適な商品はなんなのか
その商品でお客様は近い将来どんな風に変わるのか
オススメする商品をこちらが決めて
未来のお客様はどうなっているかをしっかり伝えれば、
お客様からの信頼度もグッとアップするように思います。
まとめ
いかがでしょうか?
美容師さんのブログを読んで
「この人にお願いしたい」と思った
自分の心理を読み解き、
どういう人を信頼するのかについて考えてみました。
「こんな風な髪型にしてください」
というお客様は、
美容院に行った後の自分の姿を
ちゃんと想像できる人です。
でも、
みんながみんなそうじゃない。
「どうなりたいか」がわからないお客様は
「こんなふうに、より良いあなたになりますよ」
と未来を提示して導いてくれる存在を
求めていると思います。
あなたはお客様をどんな未来に
連れて行ってあげられますか?
あなたのビジネスの
ヒントになれば幸いです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
P.S.
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