あなたの売上管理、会計ソフトでできてますか?

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年も明けたので、
そろそろ確定申告の準備を始めています。

 

今までは期限間近になって
一気にやっていたのですが、
反省して今年は少しずつやってます。

 

あとからあわてないように
したいものです????。

 

 

個人事業主の方は確定申告のために
青色申告用の会計ソフトを
使っている方が多いと思います。

 

確定申告って
仕訳をするだけじゃダメで、
家事按分処理や繰越など
年度末には面倒な処理があります。

 

Excel が得意な私ですが
さすがにこのへんの専門処理は、
Excel ではなく会計ソフトに
お任せしています。

 

 

 

お金の流れや収支の管理は
会計ソフトの方に軍配が上がりますが、
売上管理に関しては
Excel などの表計算ソフトの方が
いろいろと便利です。

 

よく

売上管理は会計ソフトでやってます
という方がいらっしゃいます。

 

でもそれは、
「売上金額管理」であって、
商品ごとにどのくらい売り上げたか
には対応していないので注意が必要です。

 

 

青色申告用の会計ソフトでは、
いつ、誰に、いくら
売り上げたかについては
入力項目があるので管理できますが、
「何を売ったか」は
摘要欄に書く以外にありません

 

少なくとも、
私が使っている大手の会計ソフトには
商品名を入力する欄はありません。

 

 

最近の会計ソフトはよくできていて、
いろんな統計を「レポート」として
集計・グラフ化してものを出してくれます。

 

でも、これには摘要欄に入力したものを
集計する機能はないため、
商品別の統計を見ることはできません。

会計ソフトレポート

 

 

もちろん、

現状維持で特に問題ないんで
という方は、
今まで通り会計ソフトで
売上金額管理をやっていただいても問題ありません。

 

 

でも、今後を見据えて

売上の少ない商品・サービスを廃止して、
もっと売れ筋の商品を強化する

などを考えているなら、
売上管理というか
販売管理に今からでもしっかり取り組むべきです。

 

 

 

そのための第一歩が
Excel など表計算ソフトを使った管理です。

いつ、誰に、何を、いくら売ったのか

を、ちゃんと入力するようにしましょう。

 

とはいえ、
普段Excel などを使いなれてない方は
どういうふうに作っていいかわからず、
そこで作業がストップしてしまいがちです。

 

一番悩むのが
どういう項目がいるか』だと思いますが、
それについては、こちらの記事
詳しく書いているので
参考にしてください。

 

他には

こんな集計ができたらいいな
という項目を入れておくといいでしょう。

 

Excel の場合は
後から追加・削除も難しくはないので、
まずはデータを入れる枠を作ります。

 

 

枠作成のコツは、
1行目に項目名
(日付、販売先、商品、金額など)を入れて、
1列目に項目名がこないようにします。

 

これを「データベース形式」と言ったりします。

データベース形式

 

1行目と1列目に項目名がある形は
集計表形式」となり、
それ以上集計できなくなりますので
それだけ注意してください。

集計表形式

 

データベース形式で
必要な項目が入力されてさえいれば、
あとは集計機能や
ピボットテーブルなどの機能を使って
商品ごとや顧客ごとの集計は簡単にできます。

 

集計できれば
グラフ化して視覚的に捉えることも可能です。

グラフ化

 

枠を作るところだけ
ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、
できてしまえばあとは
それに沿って入力するだけです。

 

販売戦略を立てるためにも
必要な管理ですので、
ぜひ始めてみてくださいね。

 

 

 

いかがでしょうか?

 

最近の会計ソフトは優秀で、
レポートとしていろんなデータを
グラフ化して出してくれます。

 

でもそれはかならずしも
自分が欲しい形にはなっていません

 

自分の見たい形で集計したり
グラフ化しようと思ったら、
やはりExcel などで
独自管理する必要があります。

 

売上管理を自分で作って
入力するとなると
面倒に思えるかもしれません。

 

でも、そのデータが蓄積されれば
それを集計することで
商品別・顧客別の売上傾向がわかりますし、
それを元に今後の戦略を立てることもできます。

 

ぜひExcel など表計算ソフトを
活用してくださいね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。