こんにちは。佐藤まきです。
「仕事も気持ちも楽にする」
そんな情報を発信しています。
営業やセールスという言葉に
ネガティブなイメージをお持ちの方も
多いのではないでしょうか?
私もどちらかというと
苦手意識先行型でしたが、
起業したらそうも言ってられず
元営業マンの先生にセールスのコツなど習っていました。
そんな営業苦手な私ですが、
過去営業成績を問われる職に就いていたことがあり
そのとき意外にも営業成績が良かったことを思い出しました。
今回は、豆腐メンタルの私でもできた
営業成績アップのコツについて書いてみたいと思います。
よろしければお付き合いください。
営業成績も問われたインストラクター時代
今はプログラマとして
Excel のツール開発などもやっていますが、
昔はワープロのインストラクターをしていました。
まだパソコンが珍しかった時代なので
Wordなどのワープロソフトじゃなくて、
使っていたのは富士通のOASYSという
ワープロ単体のマシンです。
当時日本商工会議所主催の
ワープロ検定(日本語文書処理技能検定)
というのがあり、3級から1級までの
資格取得コースを受け持ってたんですね。
インストラクターといっても
ただ教えていればいいだけでなく、
3級取得コースでは2級への、
2級取得コースでは1級への
『進級』という名の営業も課せられてました。
つまり、資格取得のための授業をしつつ
その中で次のコースへ進んでもらうよう
営業をかけていたんです。
営業トークよりも本質の授業を工夫
もともと営業やセールスに対して
苦手意識があったので、他の講師と比べて
特に営業を積極的にやったということはありません。
ただ一生懸命授業していただけですが、
この授業に関しては自分なりにかなり工夫をしてました。
ワープロ3級の検定試験には
『表作成』が必ず入っているのですが、
生徒さんはこの表作成に時間がかかってネックだったんですね。
そこで失敗しない表作成の方法を独自に編み出し、
それを授業で教えていました。
たった1回の説明で劇的に成長を感じてもらう
この独自のやり方ですが、
伝え方にもちょっと工夫をしました。
まずは受講生の方に何も伝えず
今までのやり方で『1分以内』で表を作ってもらいます。
1クラスの人数は15人~20人ほどでしたが、
1分以内で表作成できる方は1人か2人。
クラスによっては全員タイムオーバーという状況です。
このように
そうするとたった1回の説明で
クラス全員が30秒もかからずに
表作成ができるようになり、
生徒さん自身びっくりするわけです。
営業苦手な私が営業成績が良かったわけ
1分かかっても仕上がらなかったものが
半分以下の時間で完璧にできるようになった。
この事実が生徒さんに与える影響は大きくて
これなら合格できるかも?
という自信が持てるようになります。
そんなときに
「私でも合格できるかも?」
ちょっと習っただけで成長を感じられたため、
3級はもちろん2級合格もイメージできるようになり
申し込みに繋がったんだと思います。
どれだけ素敵な未来を想像してもらえるか
私のビジネスの先生は営業出身のため、
セールストークについてもいろいろ教えてくださいます。
その先生がおっしゃるには
「どれだけ素敵な未来を想像してもらえるかが大事」
ということです。
私にもできそう
私の未来が変わりそう
そんな予感をさせる仕組みづくりが
セールスの負担を軽くするんだろうなぁ。
自分の経験を思い出し、
そんなことを考えていました。
まとめ
いかがでしょうか。
新規問い合わせに対する営業成績は散々でしたが、
担当クラスの進級成績は割と良かったことを思い出し
記事にしてみました。
たった1回の説明で
生徒さんが成長を感じられて
「私でも合格できそう」
と思ってもらえたのがよかったんだと思います。
どれだけ素敵な未来を想像してもらえるか
ここを工夫すれば
セールスも楽になりますよ。
あなたの商品・サービスは
お客様にどんな未来を与えますか?
あなたのビジネスの
ヒントになれば幸いです。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。