豆腐メンタルでもNo!と言える人になる

日常

 

こんにちは。佐藤まきです。
「仕事も気持ちも楽にする」
そんな情報を発信しています。

昔「Noと言える日本」という本が
話題になりましたが、
裏を返せばNoと言えない日本人が
多いということですね。

御多分に洩れず、私もNoというのは
どちらかというと苦手でした。

お願いされた時に何の躊躇もなく

いいですよ
と言える時はいいのですが、
Yesという時に自己犠牲が伴っていると
結果あまりいいことにはなりませんよね。

そこで今回はNoと言える人になるための
コツについて書いてみたいと思います。

豆腐メンタルで断るのが苦手という方も
徐々に断れるようになるやり方を
お伝えしたいと思います。

よろしければお付き合いください。

 

断る時は「できない」じゃなくて「やらない」

断ることが苦手な人の根本原因は

嫌われたくない
という感情だと思います。

だから断る時って
すごいエネルギーを使うのですが、
なぜか何度も同じようなお願いをされたり
お誘いを受けて

何度も言わせないでよ
と泣きたくなるようなことってありませんか?

実はそれ、
自分が撒いたタネが原因です。

昔、仲が良かった先輩が
すごくサバサバした性格で、
私の断り方を見かねて
いろいろアドバイスしてくれたことがありました。

ねぇ、何度も同じお誘いを受けてるみたいだけど、行きたくないならちゃんと断らなきゃダメよ
佐藤まき
うーん、前にもちゃんと断ったんですけどね・・・
いや、ちゃんと断ってないでしょ。
今回は無理とか、予定があるから行けないって断ってなかった?
佐藤まき
はい、前回そう言って断りました
だったらあの子も「次は大丈夫かな?」とか「予定がなければ行きたいだろうな」と思っちゃうよね
佐藤まき
(そう言われれば)そうですね・・・
でしょ?
だから今回だけじゃなくて今後もずっと断りたいんなら、行けない・できないじゃなくて、行かない・やらないって言い方をしなきゃね
佐藤まき
あぁ、確かにそう言えば、もう誘われないかも?・・・

 

私は断りにくさから、つい
今回はごめんなさい」みたいな
言い方をしていました。

だから何度も同じような
お誘いやお願いを受けて、
苦手な「断り」の場面を増やしていたんですね。

状況が整ってないから
行けない・できない」ではなくて、
自分の意思で「行かない・やらない」ことを
伝えなきゃいけなかったんだってことに気づきました。

 

「No」という準備をしておく

先輩からのダメ出しはまだまだ続きます。。。

もともと断るのが苦手なんだよね?
佐藤まき
はい・・・
だったらさ、準備しておけばいいじゃない
想定外のお誘いやお願いをされてわちゃわちゃして、その場しのぎで断って、また後で困ることになってるよね?
佐藤まき
う・・・
だったらさ、想定内にしておけばいいじゃん。
今まで頼まれて困ったことを洗い出して、問答集を作っておくの
佐藤まき
(・・・なんか記者会見の準備みたい・・・)
急に言われてテンパるよりはずっとましでしょ
佐藤まき
確かに、今までよりはスマートに断れそうな気がしますね

 

思い出してみると、それまでも
直感でやりたくないと思ったお願い事なのに
すぐに理由を思いつかなくて
ついつい引き受けてしまったことがありました。

そういう時の直感って、
たいてい当たるんですよね・・・????。

確かに、ケーススタディーで
断り文句を決めておけば、
いざという時慌てなくてすみそうです。

なんでも準備が大切なんですね。

 

「No」と言えない思考を覆しておく

そもそもさ、嫌われたくないから断れないんだよね?
佐藤まき
そ・・・そうですね
なんで断ることが嫌われることになるの?
佐藤まき
え?うーん・・・と、相手に迷惑かけて悪いな・・・とか
なんで?まきさんが断っても、相手に状況は変わらないじゃん
佐藤まき
え?でもあてにされてたんじゃないかと思うんですが
お願いしたらみんな引き受けてくれると思っているって、すごく自己中な考えだとは思わない?
佐藤まき
そ・・・そうですか?
相手だって都合があるでしょ?
都合が悪ければ断って当然じゃない?
断る権利ってあるよね?
佐藤まき
た・・・確かにそうですね
逆にまきさんが誰かにお願いした時、相手が都合が悪くて断ったとして、逆ギレしたりしないでしょう?
佐藤まき
そんなことしませんよ
それと一緒。あなたにも断る権利はちゃんとあるの。
だいたい、断ったからって嫌ってくるような人といつまでも仲良くしたいかって話よね
佐藤まき
そう・・・ですよね

 

言われてみればごもっともなことばかり。

アドラー先生もおっしゃっているように、
断るかどうかは私の問題ですが、
断られた相手がどう思うかは相手の問題

そこまで考える必要はないということですね。

 

「No」の正しい伝え方

ただ、断るにしても言い方次第で悪い方向に行くこともあるから、そこは注意してね
佐藤まき
どう言えばいいんですか?
まずは率直に伝える。
できないじゃなくてやらないってね。
佐藤まき
はい・・・
あと理由は短くね。
ダラダラ言ってると嫌味に聞こえることがあるから気をつけて
佐藤まき
はい(やりがちだな・・・気をつけよ????)
あと大事なのは、断った後に謝らないことね
佐藤まき
え?期待に添えなくてごめんなさいって言わなくていいんですか?
それぐらいならいいけど、必要以上に謝ったり自分を責める必要はないよ。
さっきも言ったけど、断ることは権利だからね
佐藤まき
あ、そうでした。気をつけます

 

なんか、
それまでに断った場面を思い出すと、
全部裏目に出ていたような気がします。

相手がお願いするのも権利ですが、
私が断ることも権利なんだということを
この話をしてから意識するようになりました。

 

自己犠牲は誰のためにもならない

ちょっと乗り気じゃないのに
引き受けてしまったことは数多くありますが、
モヤモヤした感情が残ってしまうことが
ほとんどだったように思います。

結局乗り気じゃないのに引き受けるって、
自己犠牲が伴っていることが多いんですよね。

相手に良かれと思って
自分を犠牲にして行動して、

相手が喜んでくれて
結果自分が嬉しかったならいいのですが、
自分にモヤモヤが残ってしまったら
元の自分の状態に戻すのが大変です。

こんなことに
エネルギーを使うのはもったいないし、
そんな嫌な気分って
相手にもきっと伝わるから
いいことにならないのがほとんどです。

断る権利がある

それを頭に置くことで、
少しずつ楽になってきました。

 

まとめ

いかがでしょうか?

今回は上手な断り方と
断る思考の作り方について書いてみました。

「できない」じゃなくて「やらない」と言う
断り文句を準備しておく
断ることは権利だと理解しておく
断る時は率直に、言い訳は短く伝える

これを覚えておくだけで
断るのがぐっと楽になりますよ。

Noと言いたいあなたのお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。