エアークローゼットっていう
サービスをご存知ですか?
スタイリストさんが
お客様の好みやTPOに合わせて
選んだ洋服を届けてくれるサービスです。
ファッションセンスに自信のない方や、
いつも同じような服を着ていると
お悩みの方に喜ばれているそうです。
自分では絶対に選ばない洋服が
届くこともあるそうで、
今回はこんなエアークローゼットのサービスと
Excel の業務改善の共通点について考えてみました。
Excel で業務改善ってどうなの?と思っている方に
ヒントをお届けできればと思います。
よろしければお付き合いください。
エアークローゼットのサービスが成り立つ理由
このエアークローゼットが
なぜ多くの方に対して
コーディネイトというサービスを
提供できるかというと、
単純にたくさんの洋服を持っているからです。
いくらセンスのいい
スタイリストさんを集めても、
コーディネイトに必要な洋服がなければ
このようなサービスは提供できません。
スタイリストさんがどれだけ
ファッションのトレンドを勉強しても、
扱うモノがなければ
スキルはまったく活かされません。
エアークローゼットのように
コーディネイトを商品として扱っている場合は
とにかく大量の洋服を持っていればいいですが、
個人的にファッションコーディネイト力を
上げようと思ったら、
まず自分のクローゼットの中身を
考える必要がありますね。
自分にはどんな色の服が似合うのか
どんな形の服が似合うのか
周りからどう見られたいか
このようなことをしっかり考えて、
洋服というアイテムを揃えてから
初めてコーディネイトという技術が
活かされるようになります。
Excel 作業に置き換えてみると・・・
このようにコーディネイトについて考えていたら
Excel の技術も同じようなことが
言えるんじゃないかと思えてきました。
私はExcel で業務改善をご提案する立場として
「資料作成」の機能や技術よりも
まず「データ加工」について考えます。
クローゼットの中身を揃えるときに
「自分に似合う服は何か」を考えるように、
会社のデータを集めるときには
うちの商品は何がどれぐらい売れているんだろうか
どんなお客様が購入されているのか
どこのエリアの方が購入されているんだろうか
紹介の割合ってどのぐらいなんだろうか
など、最終的に「欲しいモノ」を考えていきます。
そこをしっかりと考えてデータを保存し、
その保存したデータを元に
加工の部分を自動化して
作業時間を劇的に速くする方法をご提案していきます。
データ加工に関するよくある質問
よく
「欲しいモノ」が頭にないなら
あまり意味がないというお答えをしています。
うちのお客様の年齢層が知りたい
来店きっかけを知って集客方法を見直したい
リピーターを優遇するためのランクをつけたい
そんな欲しいモノがあってこそ、
リストやデータが活かされますし、
データ加工の技術が役に立ちます。
なんでもそうですが、
ゴールは必要です。
業務改善で「時間短縮」は当たり前。
その先に何をしたいのか
をはっきりさせておくことが
大事になってきますね。
まとめ
いかがでしょうか。
ファッションコーディネイトというサービスから
Excel のデータ加工について考えてみました。
コーディネイトもデータ加工も、
実はアイテムのストックがないと
技術力がいくらあっても活かすことはできません。
両方共、最終的に欲しいモノに合わせて
アイテムを揃えることから技術が始まります。
コーディネイトもデータ加工も
「アイテムをストックする」+「加工する」
という2つ揃って
初めて成り立つ技術なんですね。
業務改善で時間短縮を考える場合、
Excelの資料作成では時短は効果が出にくいですが、
データ加工に着目すると
2時間もかかっていた作業が
5秒で終わったりなど
劇的に早くなるケースがあります。
まずは
うちの商品は何がどれぐらい売れているんだろうか
どんなお客様が購入されているのか
など、欲しいモノを
はっきりさせることから始めてみませんか?
あなたの業務改善の
ヒントになれば幸いです。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
P.S.
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