先日読んだ本に、
「ビジネスに長けた人は、
自分の経験を全て紐づける回路を持っている」
という言葉が載っていました。
ビジネスに長けた人というのは
アイデアマンが多いように思います。
そのアイデアは
マンガから新たな発想を得たり、
飲み会での雑談から
新しいプロジェクトを思いついたり・・・。
アイデアマンたちは
すごく感度のいいアンテナを
常に張っているような感じです。
以前はこういうアイデアは
クリエイティブと呼ばれる
創造的な能力が必要だと思ってました。
一つの思いつきから
大きなプロジェクトを作るような
そんなイメージを持っていましたが、
今は目の前にあるものと
自分の経験とを結びつけて
大きくしているんだわかります。
自分の経験と何かを結びつけるためには
今やっていることを理解することが必要です。
今、なぜこれをやっているのか。
今、目の前にこれがあるということは
どういうことなのか。
今を理解しようとすれば、
その仕事の役割や他の人との関わりなど
見えない部分が見えてきます。
見えない部分が見えるようになれば
そこに意味が加わり、
「今」だけでなく
「未来」も理解できるようになると思うのです。
「なぜ」「…ということは」という
抽象化を積み重ね
答えを言語化することで、
作業が経験に変わり
今の行動に目的ができます。
経験を重ね目的ができれば、
自分といろんな現象とを
結びつけやすくなるんでしょうね。
何か新しいことをしようとする時、
そのヒントは自分の歩いた道に落ちている
といいます。
過去の苦い経験も
あの経験があるということは・・・
あの経験があったからこそ・・・
と再定義して学びに変えることで
新しい目標や目指す未来が
見えてくるのだと思います。
あなたの次の一歩の
ヒントになれば幸いです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
