スポーツでもビジネスでも、
コーチやコンサルをつけても
伸びる人と伸びない人がいます。
よく、伸びる人と伸びない人の差が
書かれていてますが、
「結局、素直な人が伸びる」
という結論に至っていることが多いです。
確かに伸びる人の原因は
「素直さ」なんだけど、
では伸びない人の原因は
「素直じゃないから」かというと
その一言では片付けられないように思います。
「素直じゃない」=反抗的
というわけではなく、
本質は「プライドの高さ」に
あるのではないでしょうか。
せっかくコーチやコンサルが
「型」を教えても、
プライドが高いが故に
実は私も
変にプライドが高いところがあり、
結構しんどい思いをしてきました。
そんな私も、
いろんな意味で楽になってきています。
わたし流
プライドとの上手な付き合い方を
書いてみたいと思います。
よろしければお付き合いください。
プライドは捨てるんじゃなくて低くする
プライドが高いままでいると
どんなにいいことを教えてもらっても
素直に受け入れられなくなり、
結果がなかなか出ません。
だから、結果を出そうと思ったら
まずはプライドを低くすることが大事。
よく
「プライドを捨てろ」
って簡単にいうけど、
本人にとっては
これって本当に難しいんです。
自分もそうだからよくわかるけど、
プライドを捨てることが
すごく怖いんですよね。
プライドって、
ある意味「心の拠り所」なので。
だから
捨てるんじゃなくて「低くする」。
具体的にどうするかというと、
「【今の】自分はまだまだ」と認めること。
プライドを捨てるって思うと、
過去・現在そして未来も含めた
自分を否定するような気分になってしまいます。
そう思ってしまうから、
余計にプライドを捨てられなくなってしまう。
だから、
「未来の自分はできる」と思っていていい。
未来の自分に対しては
プライドを持っていていい。
ただ、現在はできてないんだから、
今の自分のダメな部分を認める。
「今の自分はまだまだだ」
とだけ認めればいいんです。
結果的に自己承認度もアップする
プライドが高い人って、
基本的に承認欲求高めな人が多いです。
自分はできるんだから、
もっと認めてよって感じ。
この「承認」について、
最近読んだ「モテる読書術」に
面白いことが書いてありました。
自己承認度=成果÷自己評価
プライドが高い人は、
この自己評価が高い傾向にあります。
上の公式に当てはめると、
どうしても自己承認度が低くなる。
だから、
他人に対する承認欲求が
アップしてしまうんですね。
だけど、自己評価が低いと
(自分はまだまだだと思っていると)、
同じ成果でも自己承認度が上がりますよね。
自己承認度が上がれば、
承認欲求が自分の中で完結するので、
無理に他人に承認してもらおうと思わなくなる。
つまり他人の目を気にしなくてよくなるから、
ものすごく楽になります。
私も変にプライドが高いところがあって、
承認欲求の塊みたいな時もありました。
でもこの本を読んでから、
【今の】自分は【まだ】ダメダメだから
と、【今の】自己評価を
ぐっと下げるようにしました。
すると少しの成果でも
周りの評価を求めることも少なくなりました。
結果、ものすごく
気持ちが楽になりました。
まとめ
何かで成長しようと思ったら、
まずは型や教えを守ることが大事。
つまり「守破離」の「守」。
これができない原因の一つは
「プライドの高さ」です。
よく「プライドを捨てろ」っていうけど
それができたら苦労はありません。
プライドは「捨てる」んじゃなくて
「低くする」だけでいいんです。
未来の自分に対しては、
どんなに高いプライドでもいい。
ただ、今自分は
そこに向かっている途中だから、
今の自分はまだまだなんだと思えれば、
もっと素直にコーチやコンサルの教えを
守ろうと思えるし、
自己承認度もアップしていきます。
「なかなか素直になれない」
と思っている人は、
ちょっとだけでも試してみてください。
少しでもあなたの
気が楽になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。