世の中にはいろいろな
自己分析のツールがあります。
これをやることで
自分の強みが発見されるということですが、
やはり強みは一つでも多く持っておきたいもの。
実は先日、
強みとまではいかないかもしれませんが
「周りの人よりもできること」
を見つけることができました。
こういうことは自信にもつながりますし、
人のお役に立てるネタが増えるのは嬉しいものです。
今回は、自分ではなかなか気づきにくい
「人よりもできる」の見つけ方について
書いてみようと思います。
よろしければお付き合いください。
自分の得意はわかりにくい
自分の得意や強みは、自分では気づきにくい
というのは、
よく言われていることですよね。
自分の強みというと
当たり前の感覚になっているんじゃないでしょうか?
自分ができること
イコール 他の人もできること
という思い込みから、
余計に見つけにくくなっているように思います。
得意が見えないのはできすぎる人と比べているから
私は前職のプログラマとして
いくつものプロジェクトを経験しましたが、
過去に一度だけプロジェクトリーダーを
経験したことがあります。
プロジェクト全体のスケジュール管理
各メンバーの進捗管理
想定外のことに備えてのリスク管理
やることは多いし、
各メンバー・外部の方との交渉ごとも多いです。
慣れないことだらけの上に
コミュニケーション不足も加わって
いくつか問題も出てきて、本当に大変でした。
主人はこういうことが得意なので、
いろいろアドバイスをもらいながら
なんとか毎日の業務をこなしていました。
いくつものプロジェクトを成功させた主人
規模の小さいプロジェクトすら上手く回せない自分
途中で生まれて初めての神経性胃炎にもなって、
もう本当にプロジェクト管理の仕事って
向いてないなぁと思いました。
苦手な人の輪に入ると自分の「できる」が見えてくる
プロジェクトリーダーという仕事に
自信をなくしていた私ですが、
今またプロジェクトを管理する仕事をしています。
理由は他にやれる人がいなかったから。
人数も少ないプロジェクトなので、
それぞれでちゃんとスケジュールを組んで
こなしてもらえればいいのですが、
全体管理する人がいないと
どうしても漏れが出てきてしまいます。
プログラマ時代、
しっかりと管理された体制で
仕事を進めるのが当たり前だったため、
私が管理するようになりました。
向いていないと思っていることを
やっているわけですからストレスも半端ない!
そのことをあるときにメンバーにこぼしたら、
もしかして、得意だと思われてたの?
そういえば、他のメンバーは
今までそんな仕事をやったことはないようですし、
プロジェクト管理という仕事自体
曖昧になっているようでした。
経験豊富な主人と比べたら
まったくできていない私ですが、
その仕事をよく知らない人から見たら
こんな私でも「できる」部類に入るんですね。
すごくできる人になる必要はない
「できる人」というと、
「すごくできる人」じゃないといけないという
固定観念に囚われていましたが、
できない人や苦手な人からから見れば
「ちょっとできる」だけで
十分な場合があるんだなぁと改めて思いました。
すごくできる人に対して
尊敬の念が起こるのは当然ですが、
そこまで完璧な「できる」を求めている人は
実は少ないようように思います。
すごくできる大先生のような存在よりも、
もっとできるようになるよう学び続けているところです。
惹かれるということもありますよね。
自分よりもできる人をばかりを見て
「まだまだだ」と落ち込むのではなく、
もっと周りを見て力を貸すことで、
思いがけず自分の「できる」が
発見されるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしょうか?
できるという言葉に
ついつい完璧を求めがちですが、
専門外の人からは少しのことでも
「十分できる人」に見えるというのは
よくあることです。
すごくできる人と自分を比べて
「私なんて・・・」と思っていませんか?
あなたの持っている知識や技術は、
周りの人から見たら
すごく役立つ重要なものかもしれません。
周りの人にどんどん関わって
手を貸していくうちに、
自分の中の小さな「できる」が
どんどん成長していくのではないでしょうか?
あなたの「できること」はなんですか?
あなたのビジネスのヒントになれば幸いです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。