オンラインサロンって知ってますか?
最近だと、西野亮廣さんの
「西野亮廣エンタメ研究所」
が有名です。
最新刊の「新世界」にも
いろいろ書いていましたね。
最近流行りの
オンラインサロンって
どんなかなぁと思い
ちょっと調べてみました。
調べていくうちに、
価格とお客様との関係性
も見えてきて、
思ってもみない部分で勉強になりました。
今日はその気づきについて
書いてみたいと思います。
よろしければお付き合いください。
オンラインサロンもいろいろ
オンラインサロンについての説明は
西野さんの「新世界」に
書いているので、
そちらを読んでみてくださいね。
西野さん以外で
オンラインサロンをやっている人は、
有名どころでは
堀江貴文さん、落合陽一さん、
オリラジの中田敦彦さん、
たかまつななさん
などがすぐに見つかりました。
西野さんのサロンは
月額税込1,000円、
たかまつさんは5,240円、
落合さん、ホリエモンさんは
10,800円という値段設定です。
中田さんは2つあって、
ファンクラブ的なものが1,000円、
ビジネス重視のサロンが5,980円です。
(以上金額はすべて月額税込)
5,000円以上という
金額設定になっているのは、
ビジネスを教えているから。
こうなると、
ビジネス系の書き込みも活発な
西野さんのサロンが1,000円
という金額なのは破格なのがわかります。
安いことはいいことなのか?
使う側の気持ちを代弁すると、
月額使用料は安い方が嬉しいです。
なので、他の方と比べて
西野さんのサロンは
すごく魅力的に見えます。
でもいろいろ調べてみると、
裏側も見えてきました。
価格が安い=入会のハードルが低いので、
西野さんのオンラインサロンの
参加人数はものすごく多いです。
(2018年10月現在で12,000人)
これだけの大所帯になると、
当然質の高い人もいれば
そうでない人も一定数出てきます。
これはこれで、運営側としては
仕方がない部分もあります。
でも、参加している側としては、
自分にプラスになる
コミュニティーを求めて
お金を払っているわけですから、
一部の人のために
嫌な思いをすることが続くと
離脱しようかなと思う確率が
増えてしまいます。
つまり、安くて喜ぶのは
一部の利用者だけで、
本当にそのサロンに
価値を感じている人や
運営側にとっては
あまりよろしくない状態に
なりやすいと言えます。
値段設定について考えてみる
今回オンラインサロンを
いろいろ調べていて、
価格設定について考えさせられました。
起業したばかりの頃というのは、
ちょっと前まで、自分も
消費者という立場だったということです。
なので、まだまだ
消費者感覚が残っていて、
安い方がいいと思ってしまいがちです。
でも、値段というのは
ある意味お客様を
ふるいにかける効果があるんです、
値段が安いと
「なんとなく」
という消費者感覚の人が
入りやすくなってしまいます。
つまり、自分の意図しないお客様が
入ってしまう可能性があるというわけです。
そう考えると、
値段を下げるだけが
いいことではなく、
自分のサービスを届けたい人にとって
最適な金額を考える必要があります。
もちろん、その金額に見合った
サービスを提供できるというのが大前提。
その自信があるのなら、
周りの人の意見に振り回されず
納得のいく金額をつけた方が
いいと思います。
お客様にとっての満足を考える
値段設定って、
ビジネスを始めたころの
一番の悩みどころです。
自分の周りにいる人から
つい「そうなのかな?」と思い
値段を下げがち。
でもこれは心の持ちようで、
わかってくれる人だけに届けたい
少々周りが意見してきても
信念持って乗り越えられます。
値段を先に決めたら
あとは購入してくれたお客さまに
どうやって満足していただくかを考える。
そうすることで、
お客様とWinWinの関係が
築けるのではないかと思います。
まとめ
いかがでしょうか?
オンラインサロンを
色々調べていくうちに、
値段設定の大切さについて
考えさせられました。
「安い方が多くの人に喜ばれるだろう」
と思いがちですが、そうすると
意図しないお客様を
呼んでしまうことになります。
多少値段を上げても、
理想のお客様に喜んでいただけるだけの
価値をつけた方が、
サロン運営に限らず、
ビジネスはうまく回ります。
「私の商品の値段は〇〇円です。」
と、自信を持って
はっきり言えることが、
経営者への最初の関門だと思います。
その関門を一度乗り越えたら
一皮むける感覚が味わえますよ。
あなたのビジネスのお役に立てば嬉しいです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。