ただ真似するじゃなくて理解するためのTTP

TTPタイトル ビジネス
TTPタイトル

 

 

ショパンの幻想即興曲という曲をご存知ですか?

 

有名な曲なので、一度は耳にしたことが
あるのではないでしょうか?
幻想即興曲はこんな曲

 

 

実はこの曲、ショパン自身は
楽譜に残すつもりはなかったのだとか。

 

 

今日放送された世界一受けたい授業によると、
メモ書き程度に作った曲で、
ほかの作曲家の曲をところどころ
パクったところもあったそうです

世界一受けたい授業

 

 

ショパンほどの作曲家が
いいとこ取りした作品なわけですから
そりゃ今でもよく演奏されるわけですね。

 

 

 

 

「パクる」ってちょっと聞こえがよろしくないですが、
今では「TTP(徹底的にパクる)」という言葉が
定着しつつあるように、
そんなに悪いものではないと思います。

 

 

たとえば自分の商品の案内文を作るとき、
自分のことになるとなかなか言葉が
浮かんでこないものです。

 

 

そんな時に「いいな」と思う文章を見つけて、
それに自分の商品を当てはめていく
なんとなく形になったりするものです。

文章力

 

 

 

 

この手法はデザインの時も使えます。

 

 

チラシのデザインなども

こんな風に作りたい
というものを見つけて
自分の商品に当てはめていくと、
結構いい感じに仕上がったりします。

 

 

ただ、

いい感じに仕上がったから
といって
そのまま使うと著作権の問題に
引っかかるかもしれませんから、
そこは注意をお願いします。

 

 

デザインの場合は
そのまま使えないかもしれませんが、
パクることで学ぶことはできます

 

 

私も練習としてよくやりましたが、
ただ見るだけじゃなくて実際に作るとなると
お手本のチラシを細部までよく見ることになります。

 

 

 

そうすることで

 

地色が白のチラシって意外に少ないんだな

真っ黒の文字はあまり使ってないんだな

飾り罫をうまく使うとおしゃれに見えるんだな

 

と、すごくいろんな気づきがありました。

デザイン

 

 

 

 

これについて
今読んでいる本ですごくいい説明がありました。

新しいルールづくり

 

 

佐藤可士和さんはデザインの人ですが、
いろんなことを論理的に書いてくれているので
いつもすごい気づきをいただいてます。

 

 

パクること(真似ること)に関しても

 

真似るじゃなくて理解する

それを作るための設計図とプロセスを引き出す

 

と書かれていました。

 

 

なるほど、
設計図プロセス(作る手順)がわかれば
あとは自分で作ることができますね。

 

 

パクっても一回作って終わりだと
なんの学びにもなりません。

 

 

同じパクるなら、表面上のことじゃなくて
もっと深いところを学んで
自分の力にしていきたいものです。

 

 

あなたはTTPしたい
文章やデザインがありますか?

 

 

あなたのビジネスのヒントになれば幸いです。

 

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。