オンライン化の今だから知っておきたい教え方の上手い・下手

教え方タイトル ビジネス

こんにちは。佐藤まきです。
「仕事も気持ちも楽にする」
そんな情報を発信しています。

今、ビジネスのオンライン化を
進めている方が多いと思います。

とはいえなんでもかんでも
オンライン化できるわけじゃなく、
やはり相性というものがあります。

オンライン化で一番相性がいいのは
教える」ビジネスですね。

私は人よりもパソコンが得意なので、
技術的なことを教えることがよくあります。

私を含め教える側としては
少しでも満足してもらえるようにと
一生懸命やるわけですが、
特に技術系の場合
「できそうにない」
「つまらない」
「つまづいたので、もうムリ」
と言われることがありますよね。

これをどうにか解消できないかなと考えてみました。

そこで今回は
オンライン化の今だから知っておきたい
教え方の上手い・下手
について書いてみたいと思います。

よろしければお付き合いください。

 

できそうにない

技術的な講座の場合、
一番多い困り文句かもしれませんね????

例えばExcelで便利な関数を教えようとしたとき、
その関数の使い方だけ教えても

私には使えそうもない
と言われる可能性が高いです。

でも

〇〇な状況の時に使える便利な関数があるよ
ということを先に伝えれば、
関数や使い方を忘れても
たしかこんな時に使える関数があったはず!
とネットで調べたりすることができるわけです。

つまり、やり方をずっと覚えておく必要はなく
「こんなことができる」とだけ知っておけば
あとはなんとかなるわけです。

私はパソコンのインストラクター時代に
「こんなことができる」を重点的に教えていたので
生徒さんからよく「わかりやすい」という言葉を
いただいていました。

 

つまらない

技術を教える時のあるあるですが、
わかりやすく伝えようとするあまり
やり方だけを詳細に教えてしまいがちです。

講師は初心者でもわかりやすいように
優しく教えているつもりですが、
受けている方は

やらされてる感、満載・・・
と思っているかもしれません。

そうならないためには、
「何のためにやっているのか」
「これをやることでどうなるのか」
というゴールをしっかり伝えることが必要です。

ゴールを知ることで受講生は
「このために必要な作業なんだ」
と納得できて、
学ぶモチベーションも上がってきます。

 

つまづいたら次に進めない

これはもう、
パソコンでは特に多いですね????

いくらわかりやすく優しく教えても、
生徒さんが復習する時
受講の時と全く同じ状況でできるとは限りません。

こんなことにならないための工夫として、
私は裏で動いている仕組み
お伝えするようにしています。

先日も
「やり方を教えて欲しい」
という依頼を受け、
とあるアプリの使い方を教える
セミナーを開催しました。

このとき、
やり方と一緒にお伝えしたのが
アプリを導入する仕組みです。

全体の流れ、
データの動き、
保存するフォルダの階層など、
1つ1つの作業がどういう意味があるのかを
細かく説明させていただきました。

セミナー後、
ご自身のパソコンに実際に導入するとき、

うまくいかないんですけど・・・
というメッセージが来ましたが、すぐに
あ、何が悪かったかわかりました。うまくいきました♪
と自己解決した旨の連絡が入りました。

初心者だからとか
苦手だからとかは関係なくて、
仕組みがわかればちゃんと
一人でできるようになります。

 

教え方の上手い・下手の差が出るところ

コロナウイルスにより
ビジネスが一気にオンライン化した今、
個人ビジネスでは「教える」ことの比重が
大きくなってくるように思います。

オンラインと「教える」ビジネスとが
非常に相性がいいからです。

オンライン化により
商圏が全国に広がっていいように思えますが、
実は全国の先生と比べられるわけで
自分なりの教え方を
しっかり持っておく必要があるなと考えています。

これからは教え方の
上手い・下手をすごく見られるわけですが、
ではその境い目っていったい何でしょうか?

私個人の意見ですが、それは
応用まで教えられるかどうかだと思ってます。

例えば料理教室で、
その日のレシピだけ作れるようになる教室と、
レシピの料理
プラス 別の料理へのアレンジの仕方まで
教えてもらえる教室とでは
後者の方に価値を感じますよね?

1つのことから別のことへ
転用できる方法を教えてもらえると、
知識の幅がぐっと広がります。

 

応用力は目指す世界によって変わる

教え方の上手い・下手の基準の一つは応用力ですが、
どの方向に応用できるかというのが
講師の差ではないかと考えています。

例えば
プロ級の美味しさを追求する料理教室と
健康を重視する料理教室とでは
きっと塩分の比率が違いますよね。

講師はそれぞれ
この塩分比率のような理論や法則
ご自身の中に持っていらっしゃると思います。

理論や法則があるから
アレンジができるんですよね。

ではなぜ講師によって
理論や法則が違うかというと、
目指しているものが違うから

美味しさを追求するのか、
健康を重視するのか、
時短を目指すのか、
節約を目指すのか

目指しているものによって
理論や法則は違ってくるし、
応用の方向性もまちまちです。

最近よく
ビジネスに世界観を出す
という言葉を聞きますが、
この世界観が応用の方向性ではないかと考えています。

結局「世界観を出す」とは
自分が目指すものを決めて、
それを意識して教えたり
発信することではないかと思います。

私自身、なにも意識してなかった時は
つまらない授業になっていたと思います。

でも目指すものがはっきりして
それを意識するようになった時、
私らしいオリジナルのセミナーを
考えるのが楽しくて、
受講生の反応も変わってきたように思います。

ぜひあなたも意識してみてくださいね。

 

まとめ

いかがでしょうか?

今回はオンライン化の今だから知っておきたい
教え方の上手い・下手について書いてみました。

私の主観になりますが、
教え方の上手い講師というのは
1つの事柄から多くの応用方法を
教えられる人ではないかなと思ってます。

例えば料理一つとっても、
レシピに書いていることだけ教えるのであれば
正直クックパッドでもいいわけです。

レシピには書いていない
より多くのことが学べたり感じられるから
その講師に価値があるのだと思います。

そしてそのプラスアルファの部分が
世界観」。

教えていることを通じて何を目指すのか
これを意識することで
あなたらしいセミナーや教室が
出来上がるのではないでしょうか。

あなたのビジネスの
ヒントになれば幸いです。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。